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問題集の役割

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こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回のデーマは
「問題集の役割」
についてです。

生徒たちの様子を見ていると、「勉強=問題集を解く」
という思考回路ができてしまっていている生徒が多い
と感じます。

もちろんテストや入試では問題が出るので、
問題集を解くのはもちろん有効な方法の一つではあります。
しかし「勉強=問題集を解くこと」というのは違うと考えています。

簡単な例でご説明します。
問題集(特に穴埋め問題)では、知識の一部分を切り取って作成されます。
「18世紀に入り、享保の改革をおこなった江戸幕府8代将軍は(   )である。」
の括弧の中身を答える問題があったとします。
この括弧の部分のみを覚えても、
「(   )世紀に8代将軍がおこなった改革は享保の改革である。」
の問題が出たら解けないかもしれません。

穴埋め問題でこれら可能性のあるすべてのパターンを網羅しようとすると、
この1行だけで2、3問は解かないといけないでしょう。
これと関係のある時代背景など考えたら、
さらに多くの問題を解くことになります。

しかしこれらのことは、工夫が必要ですが、
教科書を読み込んで覚えれば済む話です。
つまり問題集を解くというのは、
「知識の理解のための手段」「記憶のための手段」
であって、「それ自体が目的ではない」ということです。

さらに、教科書には書いてあって、問題集からは抜け落ちてしまう
危険のある情報もあります。
それは因果関係などの知識と知識の関係性や、微妙なニュアンスです。
それらは、接続詞や助詞、助動詞などによって表現されております。
その結果、主に名詞の部分を問う穴埋め問題などからは抜け落ちてしまうためです。

もちろん、知識の理解を助けてくれる良問もありますし、
問題に慣れていた方がいい科目や単元もありますが、
入試の範囲のすべての情報を問題集でカバーするのは非常に大変
という点は意識しておくといいでしょう。

特に副教科を含めた暗記科目では、
教科書をしっかり読み込んでいく方法をお勧めしています。

(八千代緑が丘校 轟)

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