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【語源を楽しむ英単語シリーズ】第3回:vict = たたく

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こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今日は五井駅前校に来ています。
午前中には受験生を対象とした「Final Summer」と題した
演習の実施致しました。
ファイル 2952-1.jpg

8月は何度か五井駅前校に行く機会がありますが、
五井駅前校も素敵な生徒でいっぱいの校舎なので
生徒たちに会えることをいつも楽しみにしています。
ファイル 2952-2.jpg ファイル 2952-3.jpg
古巣の大網白里校の生徒たちのことも
いつも懐かしく思っています。
みんな元気にしているかなぁ…。

午前中の英単語の演習の中で
「frame」という英単語が出題されていましたが、
何人かの生徒が「炎」と答えてくれました。
思わず、「おー、キター」という思いました。
それは「frame」ならぬ「flame」ですね。
眼鏡のフレームが「frame」の方。
発音でも「l」と「r」の違いは紛らわしいですが
今日の演習でも紛らわしさがありました。

また、「swear」を「汗」と書いている生徒もいました。
それは「sweat」のことですね。
確かにこれも1字違い。

採点をする中で「ほー、なるほどー」という発見を
させて頂きました。

さて、英単語を楽しく覚えていって頂けたらという思いで始めた
『語源を楽しむ英単語シリーズ』ですが、今日は第3回。

今回はVサインで有名なVictory「勝利」という単語
の話から始めていきたいと思います。

Victoryという単語には『vict』が含まれていますが、
『vict』は「たたく」の意味です。
そこから、victoryは「敵をたたいて勝利した状態」という意味です。
また、victorは「たたいた人=征服者」で「勝利者」の意味になります。
そして、victorの女性形がvictoriaです。
ビクトリア女王のQueen victoriaもこの単語です。

victoryはvictor「勝利者」 + yです。
語尾のyは、しばしば抽象名詞を作ります。
例えば、a poemは「(1つの)詩」ですが、
poetryといえば「詩(全般」)」です。
同じようにa photographは「(1枚の)写真」ですが、
photographyと言えば「写真(全般)」です。
なお、poetryもphotographyも不加算名詞であることに
注意して下さい。

今回は「たたく」という意味の『vict』
がつく英単語を見ていこうと思います。

『vict』を含む英単語を集めてみました。
① victim
② conviction
③ convict

それぞれの英単語がどのような意味になるか、
ちょっと考えてみて下さい。

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ではそれぞれの英単語の意味について
解説していきたいと思います。

① victim
victimは「たたかれた人」 ⇒ 「犠牲者」となります。
この語は元々「神にささげられる生贄」の意味でしたが、
それが変化して現在の意味になりました。
ちなみに、victimは英単語センター1800では
ステージ11に登場します。

余談ですが、disaster「災害」は
dis「分ける」 + aster「星」です。
asterは「星」を意味するギリシャ語から来ています。
asteriskと言えば「*」のマークのことです。
astrologyと言えば「占星術」です。
ですから、disasterとは「占星術において、
自分の星が離れて好ましくない位置にあること」
からきています。

② conviction
conはtogetherの意味から「強調」のために使われる
接頭辞です。

よって、convictionも「たたくこと」が元の意味で
今では「信念」という意味で使われています。

この単語では動詞形の
convince + 人 + of … / thar S V
「~に… / SVを確信させる」

も重要です。

<例文>
 It`ll be hard to convince you of my innocence.
 「僕の潔白を君に分かってもらうのは難しいだろう」

さらに受動態となり
<例文>
 I am convinced thar we will succeed.
 「僕たちが成功することを僕は確信している」
というのも重要です。

なお、convincingと言えば「人を納得させる」
という意味の形容詞です。
<例>
 convincing scientific evidence
 「納得できる科学的な証拠」

③ convict
convictも語源はconvinceとほぼ同じで
「徹底的にたたかれた人」が原義で
名詞で使われる場合は「罪」
動詞で使われる場合は「有罪判決を出す」
という意味になります。

また、
convict ~ of … で「…の罪で~を有罪にする」
もよく使われる表現ですから覚えておいて下さい。

そろそろ語源からのアプローチに慣れてきましたでしょうか?
「語源を知ればすぐに覚えられる」というものでは
ありませんが、語源を知ることで、単語に対する興味が増し、
暗記の一助になれば幸いです。

(八千代緑が丘校 轟)

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