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今年の数学、半端ないって!!

大学入学共通テストから早くも1週間たちましたが、
高1年生、2年生の皆さん、共通テストの問題は
もう解いてみましたか?

ネットでも話題が飛び交う数学の問題を
私も解いてみました。
確かに、難しかった…。

大学入試センターから発表された
平均点の中間集計を見ると
数学ⅠA:40.25点 (昨年:57.68点)
数学ⅡB:45.89点 (昨年:59.93点)

やっぱり平均点は低かったですね。

ただ、こういうときに大事なことは
単に「難しかった」の一言で済ませずに
「難しいの正体は何だろう?」
と考えることが大切です。

ぜひ復習の際に考えてみて頂きたいと思います。

数学ⅠAと数学ⅡBを通して私の中で一番印象に
残ったのは数学ⅠAの第4問(整数の性質の問題)でした。

問題文1行目の
「(1)5の4乗を2の4乗で割ったときの余りは1に等しい」
(ブログの表記上、出題文の表記と異なっています。)
という文を読んで
ファイル 2759-1.png
とすぐにピンと気が付いたでしょうか?

「1行目の文が式①を考えるうえで、
 どのようなヒントになっているのだろう?」
と思った人も少なくなかったのではないかと思います。

そして
「(2)次に、625の2乗を5の5乗で割ったときの余りと、
 2の5乗で割ったときの余りについて考えてみよう」
という問題文を読んだ際には、
「何をやらせようとしているんだろう?」
と思いましたが、誘導に従って素直に進めていくと
「なるほどっ!作問者はよくこんなこと思いついたなぁ」
とつい関心してしまいました。

こういうことだったんですね。
ファイル 2759-2.png

まぁここまでは良かったのですが、
解いた方は痛感したと思うのですが
(4)の最後の「ナニヌネノ」の解を求めるところは
計算地獄でしたね。
「えっ、ウソでしょ!?」と…。
まさか11の5乗にさらに19をかける。
そこから1を引いた後でさらに32で割るって…。
この計算だけで、計算用紙1枚を使ってしまうという…。

紙に計算してみると、こんな感じです。
ファイル 2759-3.png

「計算量半端ないって!!」
と嘆きたくなる受験生がきっと多かったのではないかと
お察し致します。

今年の共通テストの数学の難しさは
 ①問題文の文章の量が多い
 ②計算量が多い
 ③問題の難易度も難しい

というわけで、質が高く、量も盛沢山の
問題だったと思います。


東進の共通テスト同日体験受験を受験された方は
明日(1/24(月))から東進の先生方による解説授業を見られる
ようになります。
ぜひ、先生方がどのように解いているのか、
見てみてください。
また、お友達通しで「どのように解いたの?」
と共通テスト談義をするのも面白いかもしれません。

(五井駅前校 轟)

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