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「伸ばす」ためのやり方

大網白里校の小林です。

前回、学力そのものを伸ばすためには、
「自分にとって少し強いくらいの負荷」で「継続する」ことが必要であると書きました。
今回は、その具体的なやり方についてです。

肉体的な強化であれば、重たいものを持ち上げるとか、
連続して何分、何回動かす、などがイメージとしてわきやすいと思います。
勉強の場合、自分にとって重たすぎる=分からない内容を無理して見聞きしても、自分の頭に入ってこなければ「負荷0」と同じです。
「ああかな?こうかな?」と自分の頭を働かせられることが第一です。

そのうえで、時間的な負荷も重要です。
英単語を覚えたり、計算練習をする際、必ず「時間を決める」ということしてください。
つまり、「今日は50個単語を覚えるまでやる」のではなく、「今日は1時間集中して覚えられるだけ覚える」のほうが良いです。
時間を決めておいたほうが継続しやすいですし、
継続すれば少しずつこなせる量が増えていきます。
このとき、楽をしてしまっては負荷にならないので、最初に1時間でどれだけこなせるか測ってみて、
ギリギリの量を目標にやってみるのが良いでしょう。

単語や計算の練習とは違い、映像授業で新しいことを学ぶ場合は、
そもそも学習内容の量によって必要な時間が決まってしまいます。
その場合は、時間を決めて慌ててやることは正しくありません。
その時の「時間的負荷」のかけ方は、「回数」と「理解度」を意識するのがおすすめです。
・なるべく少ない回数で理解する(→確認テストに少ない回数で合格する)
・なるべく隅々まで理解し、自分で解けるようにする(→確認テストで高得点を目指す)
といったことです。

そして、続けなければ意味がありません。
部活などによって勉強に使える時間が日によって異なる人は、短くてもいいので毎日やりましょう。
「力を伸ばす」勉強は、「毎日、ちょっと難しいことをやり続ける」ことが大事です。
「時間をかけて課題を終わらせる」こととは、根本的に勉強の目的が違います。

長々と書きましたが、これからどんな風に始めたらよいかと悩む人は、
まずは「その日の勉強に使う時間を決める」ということからやってみるとよいと思います。
その中でどれできるかチャレンジしながら、継続してみてください。

(大網白里校 小林)

<大網白里校 校舎紹介ページ>
http://www.jasmec.co.jp/koushaguide/po.htm

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