記事一覧

部活動選の思わぬ効果

4月も半ばに入り、学校の授業も本格的に
開始されてきたと思います。

また、高校1年生にとっては、
そろそろ部活動を選択する時期になります。

どの部活に入ろうかとワクワクしている方が多いと
思いますが、もしかしたら、中には部活動と学習を
両立させていけるだろうかと心配に思う方もいらっしゃる
かもしれません。

そこで本日は1978年に行われたウォーレン・ウィリンガムら
による「性格特徴研究プロジェクト」の話をかいつまんで
ご紹介したいと思います。

ウィリンガムらの研究チームは、高校の成績と
試験のスコアだけでは、大人になってからの成功を
予測できないことを知り尽くしていました。

そこでウィリンガムらが突きとめようとしたのは、
「成績と試験のスコア以外に、将来の成功の決め手
となる性格的特徴とはなにか」という問題でした。

調査の結果、高校のときに何らかの活動にしっかりと
継続的に取り組んだ人、つまり最後までやり通した人は、
優秀な成績で大学を卒業したことがわかったそうです。

ですので社会人になっても大切な「やり抜く力」を育む
ために、部活動を取り組んでみるというのも一つの選択
だと思います。

ですので、「やりたい部活があるけれど、部活に入っても
大丈夫だろうか?」と不安に感じる人は、ぜひチャレンジ
してみると良いかもしれません。

ぜひ充実した高校生活をおくって頂ければと思います。

ファイル 2503-1.jpg

(誉田進学塾 轟)