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初めての大学入学共通テストまであと12日

あけましておめでとうございます。

本日から校舎も再開し、
受験生だけでなく、朝から新高3生たちも
学習しに登校しています。

受験生にとってはお正月気分を味わう間もなく、
年末年始も受験勉強に取り組んでいたことと思います。
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早いもので、共通テストの本番まであと12日。
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今年が第1回目を迎える共通テストにおいて、
どのような問題が出題されるのか、
2017年、2018年に実施された試行調査の問題から
問題の作り方に変化があるのかないのか、
また、受験生たちは、新たな形式の共通テストという
試験において、どれだけの点数をとるのかなど、
共通テストについて気になることばかりです。

塾が12/31~1/3とお休みでしたので、
私もその間に、共通テストの試行調査の問題2年分と
センター試験の数学の問題を改めて解いてみて、
改めて、両者の共通点と相違点を感じました。

「整数の性質」という数学Aの単元に絞って話をすると、
センター試験の過去6年分(新課程の内容のため2015年から)
と、共通テストの試行調査2回分の合計8回のうち、
不定方程式の出題が6回、出題されています。
共通テストの思考調査の2回とも不定方程式の問題です。

共通テストの問題特有の太郎くんと花子さんの会話で
議論をさせて、ストーリーを展開させることと、
そして、色々な状況を数式に帰着させることを考えると、
作問者は共通テストになって不定方程式の問題が作りやすい
のではないかと思いました。

実際にふたを開けると、不定方程式の問題ではないかも
しれませんが(コンピュータと絡めて2進法という出題も
ありそうですが)、初めての共通テストでどのような問題が
出題されるのか、楽しみにしています。

受験生にとっては、「楽しみ」なんていう感情にはなれない
かもしれませんが、むしろ「楽しむ」ぐらいの心のゆとりを
持って試験に臨むと、より力を発揮できるかもしれません。

共通テストまで残り12日。
受験生はやれることは全部やって対策をして頂きたいと思いますし、
高1生・高2生にとっては共通テスト同日体験受験がありますから
そこを1つの目標として日々学習に取り組んで頂ければと思います。
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(大網白里校 轟)