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興味関心という源泉

こんにちは。おゆみ野駅前校の渡邉です。

突然ですが、近日は仏教に興味が沸き、色々と調べたり足を運んだりしております。
皆さんも中学校や高校で習った記憶があるのではないでしょうか。
あるいは、今まさしく文化史として学習している最中という方もいるかもしれません。

実は、私も受験科目として学んだ頃は、あまり興味関心の強い分野ではありませんでした。
とにかく試験に出されるから覚えなくては、と取り組んでいたように思います。
しかし、難行苦行としての勉強は得てして結果に繋がりません。
受験を終えるまで、あまり胸を張って得意と言えるものではありませんでした。

しかし歳月を経た今、誰に強制されたわけでなくとも勉強するのだから不思議なものです。
ご存じの通り仏教はインド発祥ですが、日本に伝わるまでに変容した部分も少なくありません。
また、日本に定着したあとも、土着の信仰と矛盾しない形でうまく溶け込んでいったといえます。
さらに、思想だけでなく仏教の担い手の生活も環境と深い関係があります。
例えば、四季による気温の変化の伴う日本では、各地を放浪する遊行という形態は取りにくいわけですね。

仏門に入ろうというわけではありませんが、面白いというモチベーションの大きさを実感する次第です。
高校生の皆さんも、「やらなくては」よりも「やってみよう」と考え方を変えるとうまくいくかもしれません。

(おゆみ野駅前校 渡邉)