毎週月曜日は、高校1年生のHRの日。
本日のHRでは、2月に取り組む学習内容に加えて、
今、世の中でどのようなことが起きており、
それに対して、大学がどのような取り組みを行っているのかを
『NEWS』と題してお伝えしています。
現在学んでいることが、将来どのように役立つのか、
日々の学習が単なる机上の空論ではなく、
実用的な学びになっていくことが伝わり、
やる気アップになればという思いで毎回お伝えしています。
早稲田大学商学部の2012年の英語の第2問では、
『宇宙輸送分野の民間参入』が題材となっていました。
その英文には、Space Xという社名やそこのCEOである
Elon Muskが登場しますが、その問題を解いた受験生から
「架空の会社名だと思った」という声を聞きました。
英語の問題を解くうえでも、英文の題材について知っているのと
試験の際に初めてその題材について触れるのとでは、
英文の読みやすさや設問の解きやすさに雲泥の違いで生じます。
そういった視点で見ても、高校生が時事問題について把握
しておくことは大切なことだと思いました。
さて話をHRに戻します。
HRの最後には、生徒一人ひとりが学習計画を立てる時間が
あります。
3月前半から定期試験が始まる高校が多いのですが、
それまでに、しっかりと計画を立てて学習に取り組もうという
生徒たちの前向きな姿勢が伝わってきました。
また、HRが終わると生徒たちが談笑する時間にもなります。
週に1度は全員が一同に集まって交流する場になるというのも
HRの良さだと思います。
ただ、遊びの話だけの交流ではないんです。
本日は学校の課題で詰まった問題の話題で盛り上がっていました。
その光景を見て、「学校の課題も早く進めよう」と
刺激を受ける生徒もいた程です。
HRという場を通して、生徒たちが少しでもやる気アップに
つながるように、実施していきます。
(大網白里校 轟)