朝から夜まで学習する受験生にとって、
お昼休みに友達と一緒にご飯と食べるのは、
至福のひと時です。
受験生は日々、成長していきますが、
成長しているのは、学力だけではないんです。
集中力も成長していると感じています。
なぜかと言うと、ご飯を食べ終わってから、
次の学習に取り掛かるまでの時間が
短くなってきているのです。
集中力が無いと、
「あの長い針が12時まできたら勉強しよう…」とか
「まだ話し足りないから、もうちょっとだけ休憩してから…」
など、何かと理由をつけて休憩時間を引き延ばしてしまう
のですが、最近では、ご飯を食べ終わると、
パッと次の学習に移ることができるようになってきました。
このように、すぐに気持ちを切り替えて、
休憩から学習に移るということは、
1・2年生にとても大切なことです。
集中に使う回路が脳の前頭葉にはあるそうです。
そして、この回路というものは、筋肉と同じで、
鍛えることができるそうです。
生まれつき集中しやすい人と集中しにくい人がいるわけではなく、
毎日の腕立て伏せや腹筋で筋肉を鍛えられるのと同じように、
集中力も鍛えることができるそうです。
ですから、今、腰が重くて、なかなか学習に取り掛かれない
という人は、ぜひ、すぐに始める練習を日々取り組んでみて
下さい。だんだんと、自然にできるようになっていきます。
塾では、私たちスタッフが、いつも生徒のことを見ていますから
休憩の長くなりがちな子には声かけをするなどして、
集中力を持って学習に取り組む学習習慣を身に着けられる
ように指導しています。
(大網白里校 轟)