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形は変えても本質的な部分は変えない

お盆期間の休校日を利用して
私は実家に里帰りしていました。
(とは言っても、同じ千葉県。とても近いです…)

お盆に実家に帰っては、近頃つくづく感じるのが
『お盆』の風習が形骸化してきたというか、簡易的に
なってきたなぁ~ということです。

お供え物、迎え火、送り火から盆踊りまで
昔は大々的に、かつその地域の習わしを
丁寧に行っていた思い出があるですが、

なんだか最近は「かたっ苦しい」のは
少しずつ排除していく雰囲気があるように感じます。

(もちろん、ちゃんと今でもきっちり行っている地域・地方、
ご家庭もあるとは思いますが)


要は『伝統』というものに対しての捉え方が
変わってきているのかもしれません。

この辺りにも、日本の情緒的な思考から近代西洋的な思考によって
『伝統を守る』という意識から遠のいているような気がします。

それでも…
・伝統だからって理由で、実際何の意味があるの?
・ただ面倒くさいだけじゃん?

・結果、やらなくなる
ではとても寂しい気がします。


ファイル 1549-1.jpg


『伝統』とは、過去のものを忠実に再現するだけが伝統ではない。
伝統は、現代の視点が入って発展的に今、そして後世に伝わっていくもの、
まさしくそれが『伝統』の醍醐味であり、素晴らしいものである。

とどこかで習った記憶があります。
まさしく、そんな言葉を今思い出して感じているところであります。

『伝統』として現在に残っているものを、無くしてしまうのではなく、
今の時代に合わせて後世に残って行ければとても素敵だなと思います。

そして…
誉田進学塾にも、過去の先輩たちが
素晴らしい結果を残していった伝統があります。
それを支える誉田進学塾の理念、メソッドを
今の生徒たちに活きるように、そしてこれから続く後輩たちにも
活きていくように、生徒の指導に当たっていきたいと思います。

(ユーカリが丘校 内藤)