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解く力

先日、塾生向けのブログに書いた内容なのですが、
国語の力は大きく分けると3つに分かれます。

読む力・解く力・語彙力です。
それぞれを見ていくと
【読む力】
・文章の内容を理解する力
・筆者の主張が何なのかを読み取る力
・登場人物の気持ちやその理由が何なのかを読み取る力

【解く力】
・出題者の意図をつかみ、答える力
・選択肢を吟味し、判別する力
・自分の考えを相手に示す記述力、表現力

【語彙力】
・語句の意味
・漢字
・慣用句、ことわざ

細かく書くともっとあります。
読書と国語の勉強の違いは問いがあることでしょう。
文章が完璧にわかった場合、読書では良いのですが、国語はそこから問いを解くスタート段階にすぎません。

そして、難しいことに3つの力は相互に関係しあっています。
語彙力が高い生徒は文章自体の理解度も高く、国語全体の学力が高い傾向にあります。
一方、語彙力が乏しい場合は読んでいる際も知らない言葉が多くなり、理解できないということも多くなります。
しかし、読書を通して語彙が高まるというのもあるのです。

では、どうすれば改善できるのか。
文章を面白いと感じて読み、問題に取り組む。
答えは生徒本人が気づけるようにする。
分からない語彙はその場で教える。
毎回の授業で心掛けていることです。
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やはり、みんなで勉強するのはすごく楽しいですよね。
色々な意見や発想が飛び交うのは、こちらも予想外で新しい発見があります。

(柏原)

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