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入試でしか体験できないこと

先日、東邦大東邦中学の推薦入試が行われました。

今年の倍率は以下でした。
定員40名 出願 575名(男子313,女子262)
出願倍率 14.38倍
ファイル 4286-1.jpg
すごい倍率ですが、昨年よりも下がっています。
このような倍率のため、
・不合格になりそうだから受験しないでおこう。
・すこしでもチャンスがあるならばチャレンジしてみよう。
おそらく大きくこの2つに分かれるのではないでしょうか。

中学受験は本人の心の成長がないまま受験を迎えてしまうという特徴があります。
高校受験は本人の成長と受験が重なり、大きな成長の場となるのですが、中学受験の場合、本人にいくら伝えても響かないこともしばしば。

「入試では1問の差で決まる」
よく生徒たちに伝えますが、真意が分かるのは実際の受験を知ったときかもしれません。
入試という現実を受け止めて、初めて自覚したり、自分を直視したりするようになります。

実際の受験でしか学べないこともあります。
受験の結果よりもそのあとの成長を考え、受験することを勧めています。
ただし受験に臨む以上、受験に向けて必死さが重要です。
終わった後不合格であったとしても悔しい、もう一度チャレンジするんだという気持ちが生まれることも成長。

今回の入試で生徒たちは大きく成長しました。

(sirius鎌取教室長 柏原)

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