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誰かのために!

本日は8月最終日。
どのようにお過ごしでしょうか?
多くの中学校では9月上旬に定期試験が実施されます。
この夏は新型コロナウイルスの影響により、再びの緊急事態宣言が発令され、とても不安定な情勢となりました。
しかし、定期試験も入試も待ってはくれません。
どのような状況であっても学習を止めないこと、できる限り取り組むことが重要です。

誉田進学塾では8月末の定期試験勉強を対面とオンラインとの併用で行っております。
オンラインのみでは取り組み状況や進捗状況の確認、何よりもモチベーションの維持が心配です。
しかし、対面のみでは感染拡大防止の観点が心配になってしまいます。
そのため、各学年ごとに塾に来る日や時間帯をずらすことによって、しっかりと距離を保った座席にすることで感染を防止し、
オンライン試験勉強部屋を用意することで自宅に居ながら仲間たちと切磋琢磨できる環境としています。

試験勉強でやることは単純です。
「試験範囲の問題」を「全部解ける」状態にする、ただそれだけです。
しかし、ただそれだけでも「一人で」やるとなると難しい。
なかなか集中ができず、結局机の前に座っているだけになってしまいがちです。
そこで、同じ状況の仲間がいる環境だと少し違う。
自分は「もうやらなくていいかな」「やりたくないな」と思っていても、周囲はやっている。
やっている周囲を見ると「自分もやらないとまずい」と思いやすくなります。
対面授業でも、オンラインでも仲間と一緒に取り組むことで、一人でやるよりも多くのことができるようになります。

受験は団体戦といいますが、定期試験も団体戦です。
「(入試に)自分が受からなかったら、友達も素直に喜べない。自分のためではなく、友達のために合格した方がいい」
4年前の卒業生が、当時の中3生へ向けてエールとして言っていた言葉ですが、本当にその通りです。
自分の頑張っている姿、喜ぶ姿が友人の励みであり喜びになる、そんな経験の一つとして、どのような情勢でも定期試験勉強も頑張ってほしいと思います。

(教務 森山)