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[巻頭言2026/4より] 『自ら歩み出す「学びの楽しさ」を信じて』

Shingaku Express / 誉田進学塾だより 巻頭言より
(2026年4月号)

『自ら歩み出す「学びの楽しさ」を信じて』

 『 教育の本当の役割は、知識を詰め込むことではなく、子どもが自分の足で未来へ歩き出す「自立」を支えることにある。

 私たちは、安易に答えを教えすぎない。算数の難しい問題にぶつかったとき、すぐに解き方を示すのは、考える楽しみを奪うことに等しい。「どこまで考えたかな?」「別の見方はできないかな?」と問いかけ、あえて見守る。自力で突破口を見つけた瞬間のパッと目が輝くような喜び。この小さな成功体験の積み重ねこそが、どんな困難にも立ち向かえる「本物の思考力」を育んでいく。

 この自立を支えるのは、塾という場以上に、ご家庭の温かな空気である。親がスマホを片手に「勉強しなさい」と促すよりも、親自身が読書や仕事に打ち込む姿を見せること。その背中こそが、「学ぶことは素敵なことだ」というメッセージを何よりも雄弁に物語る。

 私たちが目指すのは、単なる「合格」というゴールではない。受験は、自分を磨き、知性を鍛えるための素晴らしいプロセスだ。過保護な指導で手に入れた合格は、その後の長い人生で力を持たない。自分の頭で考え、試行錯誤を繰り返しながら掴み取った力こそが、運に左右されない確かな自信となる。
 学びの奥深さを知り、自分の知性で人生を豊かに切り拓いていく。その一歩を、私たちは情熱と誠実さを持って、これからも共に歩んでいきたい。 』

 いきなりであるが、この『』の部分はすべて引用である。お手軽に使えるAIのGoogle Geminiに「清水貫の教育論」を巻頭言として書いてもらった(苦笑)ものだ。わずか数行のスクリプトの結果なのだが、違和感はお感じになられただろうか。

 前回も触れた通り、子どもたちは、AIがさらに進化した未来に生きていく。そのときに求められる「学力」とは何であろうか。未知の未来に向けて、その未知の正解を究める歩みを、これからもともに歩んでいきます。

※この内容は2026/4塾だよりに掲載したものです。

 半分お遊び気分で試したAIの結果である。

 生成型と呼ばれるAI(Generative Artificial Intelligence)たちは、学習した結果を、高速に活用して、新しいモノを生成する。文章、画像、動画、音声などのコンテンツを次々に生み出し続けている。それに伴い、新しい問題点も生じてきている。
 ただし、現状では、過去に存在していない全く新しいモノを創造するところまでには至らない。

 人間の脳による、閃き、創造をする仕組みは、まだ完全には解明されていないが、進歩の速度は急加速している。超えていく日が来るのは近いかもしれない。

 子どもたちは、未来を生きていく。
 時代によって「学力」として期待されるものは変わりゆくかもしれない。その正解が何であるかを論じることも大切だが、「学力」の形が変わっても「教育」が必要であることは、簡単には変わらないと考える。
 今はまず、自分たちができることに全力を尽くす。「教育」すなわち「教え∧育てる」を究めることに集中していく決意だ。