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[巻頭言2008/11より] 30周年、ありがとうございました。

Shingaku Express / 誉田進学塾だより 巻頭言より
(2008年11月号)

30周年、ありがとうございました。

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 誉田進学塾は、今年10月、創立満30周年を迎えました。ここまで発展できたのは、地域の皆様、保護者の皆様のご理解とご協力、そしてなにより卒業生たちひとり一人の努力の成果のおかげです。ありがとうございました。

 30周年ということで、卒業生のみんなから近況報告をいただいている。へぇあの子がね、というよい意味での驚きの報告も少なくない。勉強に、学生生活にと活躍、そして社会に出てからも大活躍していてとてもうれしい。

 一方、高校部で生徒たちと話しているといろいろなことに気づく。高校部では、誉田進学塾出身でない生徒も通っている。その子たちと話してみると、今やっている勉強と、自分の未来がどうつながっているのか全く理解していない生徒がいる。勉強は大学受験のために我慢してやらなくてはいけないものととらえている。自分自身を鍛えることが自分の未来を輝かすもの、そして今を充実させるもの。新たなものに出会い、それを理解すること自体が素晴らしいものであること。それを伝えるのは先に生まれた人の役目といえる。

 スタッフ一同、新たな気持ちで、次のステップに進む決意である。
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※この内容は2008/11塾だよりに掲載したものです。
 創立30周年のときのものだ。このときは、卒業生たちが教室に集まれるイベントも開催し、懐かしい顔に再会したり近況報告を貰ったりした。
 その記事に写真も掲載されているが、改めて眺めると、卒業生として顔を見せてくれていた中に、現在、教務として活躍してくれている当時学生の2人が(別々に)写っていた。また別の記事では、公開模試Vもぎ全県1位を達成として写真掲載されている生徒も、今ではうちの教務として頑張ってくれている。
 こうして、歴史が積み重なっていくことで、私たちの目指す教育の志が受け継がれ、濃縮されていくことを改めて意識した。
 日頃、過ぎた過去を振り返る習慣がないが、たまには思い起こして決意を新たにするのも悪くない。

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