Shingaku Express / 誉田進学塾だより 巻頭言より
(2008年02月号)
未来が分岐する瞬間
高入試シーズンも終盤戦となった。中学入試は2月入試で完了の時期となる。高校入試はいよいよ公立特色化選抜、そして一般入試。今年も難関校は厳しい入試状況が続いているが、塾生たちは健闘している。
結果が判明してくると、つい親はその結果自体に囚われがちになってしまう。これだけ難関校が厳しくなると、必ずしも思う通りの結果とは限らない。
しかし、そういうときこそ、子供たちの頑張っている姿自身をよくみてやってほしい。親が願ってきたのは、単なる結果ではなく本人が努力するプロセスだったはずだ。その頑張って乗り越えようとしている姿が目の前にある。まずその姿を信じて応援することが、必ず本人の将来へとつながる。
大学受験やその先の人生も、結局は本人が努力して自分の力でつかまない限り、光輝くものにはならない。合格という結果だけで、未来が決まるのではない。自ら弛まぬ努力をすることの大切さを、信念を持って伝えてほしい。
受験生以外も学年末の大切な時期だ。一つ一つの過程を自分で解決する大切さを伝えていきたい。そして学ぶことの楽しさをできるだけ実感させたい。
※この内容は2008/02塾だよりに掲載したものです。
コロナ禍に追われているような日々を過ごすうちに、今年も残すところわずか。
年が明けたらすぐに、本格的受験シーズンに。
未来が変わるのは、他から与えられたような一瞬の運命ではなく、本人の成長と努力を発揮し続けた結果。自分の意志で変え続けることができる。
その瞬間だけで人生が決定してしまうではない。乗り越えていく経験の過程で磨かれていく自分自身の力で決まる。
恐れずに、挑戦してほしい。
頑張れ受験生。
※2008の市川中学の入試の朝@幕張メッセ