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[巻頭言2007/01より] 成長そして飛躍

Shingaku Express / 誉田進学塾だより 巻頭言より
(2007年01月号)

成長そして飛躍

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。巻頭言についてお褒めの言葉を頂戴しました。ありがとうございます。これからも保護者の皆様が少しでも考えるきっかけになるような話を書いていきます。

 子供が立派に成長することを願わない親はいない。だが、その過程はとても緩やかで時間がかかるため、ついついすぐに結果を求めてしまう。そして何か画期的な打開策「決定打」によって解決したいという誘惑に駆られる。しかし子育てに限らず、物事を解決する方法には「決定打」はないという。地道な努力の積み重ねによってのみ「偉大な業績」は成し遂げられるそうだ。

 そこで地道な方法、前回の続きの『誉める』。実は『誉める』のは難しい。まず簡単な方法として『認める』を「意識的に」試してほしい。「宿題やったんだ」「追試受けたのね」「塾で勉強してきたんだね」「頑張ってるね」など、ただやったことを言うだけ。『認める』だけで『誉める』と同じ効果がある。

 子育てには、親も「親として成長」していかなければならない。今年は、できるだけそのお手伝いもできるようにしていくようにします。

※この内容は2007/01塾だよりに掲載したものです。
 前回に続いて「誉める」についてだ。保護者向けのイベントでは、もっと丁寧に実例を挙げながら、話をしているのだが、塾だよりの紙面では、文字数の縛りが強くあり、今でも毎回、コンパクトに圧縮する推敲には時間がかかる。
 「お褒めの言葉を頂戴」とあるので、何か保護者の皆様からよいフィードバックをいただいたのだろう。ときどき塾としての直接的な指導以外で、好意的なコメントを頂戴することも少なくないが、そういうときは、やる側のこちらも「やる気」が高くなるものである。
 やっぱり「誉める」は効果がありますね。

※写真は、塾だよりの、この号に掲載したものから
ちょうど、ノロウイルスの感染拡大が懸念されていた頃で、予防対策の社内研修などをやったところだったようです。
(現在も顧問産業医の指導の下に、感染対策、安全対策には力を入れています。)
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