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やる気アップの種を見つけよう

現在、誉田進学塾premium高校部では
受験生に第一志望校合格に向けた
今後の具体的な学習方法を共有させて頂くために、
保護者も交えた三者面談を行っています。

今後、受験勉強に取り組むうえで、最も大切なことは
目標を明確にさせ、なぜその目標を達成させたいのか
その目的を明確にさせることだと思います。

なぜなら、目標達成に向けて集中して取り組むためには
どうしても達成したいという強い願望が必要不可欠だからです。

目標が高ければ高いほど、その目標達成に向けて
集中して取り組む必要があります。
1つに集中するということは、目標達成に必要でないことには
取り組まないということです。
ですから、他にやりたいことを我慢してでも、
決めた目標達成に向けて取り組むためには、
自分にとって重要な目的が必要になると思います。

みなさん、それぞれに将来の夢があると思いますが、
その夢の実現に向けて、大学で学ぶことが
いかに意義があるのかということを、
本日はご紹介させて頂きたいと思います。

ニューヨーク大学スターン経営大学院教授の
スコット・ギャロウェイ氏は彼の著書の中で
大学に進学する価値について以下のことを述べています。

「人生において大学とはぜいたくな場所である。
 そこでは熱意あふれる聡明な若者たちや優れた頭脳を持つ
 学者たちに囲まれ、世界が与えてくれるチャンスについて
 じっくり考えることができる。」

具体例としてスコット・ギャロウェイ氏は
FaceBookを立ち上げたマーク・ザッカーバーグ氏、
マイクロソフト社を立ち上げたビル・ゲイツ氏、
アップル社を立ち上げたスティーブ・ジョブズ氏などは
大学を中退しているものの、大学での経験が成功の役に立っていると
述べています。

もともとFaceBookはキャンパス内での実際のニーズから生まれ、
大学内で急速に広まったことが始まりです。
また、ゲイツ氏はマイクロソフトを企業する前、
ハーバード大学で数学とプログラミングを3年間みっちり学び、
ジョブズ氏はリード大で青春を謳歌し、そこでデザインへの情熱に
火がついたことはよく知られた事実です。

「私は別にジョブズやザッカーバーグまで有名になる
 つもりはない」とおっしゃられるかもしれませんが、
みなさんが抱いている夢そのものの価値に大小や優劣はないと
思います。
みなさんお一人びとりが成し遂げたいことだったり、
なりたい職業につくために、大学での学びは、その後の人生を
歩んでいくうえでも大切な価値を提供してくれると思いますので、
「まだ受験勉強に向けて、いまいちやる気がでないんだよなぁ」
と感じている方は、この機会に、
「そもそも何で大学に進学したいんだっけ?」
「第一志望校に進学できたら、自分にとってどのような価値が
 あるのだろう?」
などと、自問自答して、今後頑張るための答えを出して頂けばと
思います。

(誉田進学塾 轟)