連日、私立大学の合否が発表されています。
見事志望校に合格し、進学先を確保して、
受験を終えていく生徒もいれば、
うまくいかずに次の入試に向け準備を続ける生徒もいます。
毎日、同じように塾で勉強していたとしても、
結果はさまざまです。
「過去問と傾向が違った」
「見たことない問題がでた」
「勉強してない範囲からでた」
「今年は難しかった…」
いろいろな感想を受験生から聞きますが、
共通して言えることとして、条件は皆同じであったということ。
より完璧な準備をしたものに勝利の女神がやってきます。
元陸上競技選手の為末大さんは
「失敗とミスは違う」とおっしゃっています。
「失敗」は挑戦の結果で、
「ミス」はやるべきだったことをやらなかった結果。
挑戦した結果の失敗は学びがあるが、
ミスは失うものが大きいのでない方がいい。
受験生にとって、入試は最大の挑戦です。
すべての受験校に合格する受験生はほとんどいません。
不合格という結果を失敗ととらえるのは理解できますが、
「ミス」ではなく、次につながる「失敗」にしたい。
最後は前向きな状態で次に向かってほしい。
志望校合格に見合う、十分な勉強はできているか、
試験のその瞬間まで、準備できることはないか、
体調を含めて万全の用意ができているか。。。
受験生に対して、合否の確認をするときに、結果の如何にかかわらず、
私は「次に向けて何をやるべきか」を話してから終わるようにしています。
具体的な勉強内容に落とし込んで話しています。
毎回の経験をその都度、次につなげていけば、
必ず志望校合格を勝ち取ることができると信じています。
(大学受験部 呉屋)