大坂なおみ、やりました!
全米OP優勝。男女通じて初の4大大会優勝です!
(錦織圭は準優勝1回)
正直言って、以前は日本語があまり話せない
大坂をそんなに応援していませんでした。
表彰式を動画で見ました。
始まるやいなやのブーイング。
セリーナの敗北に不満を持ったファンたちによるものです。
その瞬間、大坂の表情は曇り、サンバイザーを深くかぶって
泣き出しました。
セリーナのインタビューが終わり、
大坂のインタビューがはじまるのですが、
こんなことになってすいません(I'm sorry)という
内容のことを言ったのです。
そんなことで、謝らなくてもいいのに。
というこの感じ、なんとも日本人らしい感じがしました。
そうです、責められるべきは審判に暴言を吐くわ、
どなりつけるわ、やりたい放題だったセリーナのはず。
また、「セリーナと対戦で来てよかった、
(セリーナに)ありがとうございました。」
となんどもお辞儀をしながら言うしぐさは極めて日本人でした。
急に親近感を覚える私でした(笑)
そんな大坂なのですが、
試合の最中は、テニス界の現役のレジェンドである、
セリーナ・ウィリアムズに一切物怖じすることなく、
セリーナが抗議・暴言・ラケット破壊で、自滅していっても、
いたって冷静にプレーを続け、圧勝しました。
みなさんの「憧れの○○大受験当日」の日の心境も
大坂はセリーナと対戦した日の心境と相通ずるものが
あるかもしれません。
たしかに、受験でも、相手をリスペクトすること
なめてかからないことは重要です。
たとえば、第一志望の大学であれば、
当然、学校へ行き、過去問を研究し、
対策をするetcといったことは当然すべきです。
しかし、リスペクトしすぎるのも、
どうかと思います。「私には○○大はむずかしすぎる」
「あるいは周りの受験者はみんな私より優秀だ」
などと思いすぎてはいけないと思います。
大坂のようにリスペクトは合格した後で示せば十分ですので、
当日は、「○○大が何?私を通さないなんてことができる?」
「周りの学生の頭がみんな野菜に見える」
ぐらいの気持ちで、向かっていいのではないのかと思います。
最後に。
大坂のスピーチで一番観衆がほっこりしていたのはお母さんについてのくだりでした。
「お母さんがすべてを私のために犠牲にして応援してくれた・・・
お母さんにとってもこの大会は重要だったみたい。いつもはそうじゃないから(笑)」
私たちスタッフはいつも生徒のみなさんをサポートします.
(おゆみ野駅前校 教務 山本)