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悔しさを忘れない~徳川家康、と模試の復「讐」

悔しさを忘れない~と模試の復「讐」


徳川家康は
三方ヶ原の戦いで、
武田にボロ負けした際、
命からがら、浜松城へ逃げ込みますが、
その際、馬上で粗相
(具体的に何だったかはお調べください)
をしてしまいました。
おそらく、そんな経験は誰でも
「早く忘れたい!」
と思うのではないでしょうか。

しかし、将来天下を取る
家康はちがいました。

絵師を連れてきて、
この生涯で一番カッコ悪かったであろう
この姿を絵師に描かせたのです。

「しかみ像」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Mikatagaharasenekizou.jpg

ずいぶん情けない顔ですよね。
「自分のせいで多くの将兵を死なせた。
 この時の気持ちを一生忘れない!」
ということだったのでしょう。

その後、家康は武田にリベンジを果たします。
みなさんも知っている
「長篠の戦い」もそのひとつですね。
長篠の戦いと言えば、織田信長が武田氏を倒す
(滅ぼすのはもう少し先)というイメージがありますが、
実は、この戦い、有名な決戦の前に
徳川軍の別動隊の奇襲が大成功したことによって
武田軍は完全に窮地に追い込まれています。
徳川軍の存在なくして、あの大勝利はなかったかもしれません。
(もっとも、家康は武田氏がほろんだあと、
 その武田の家来たちの多くを登用しています。)

長篠の戦いは5月21日(旧暦)
もうすぐですね。
みなさんも、
模試の悪い結果をすぐに「ポイ」することなく、
しっかり、解説授業を聴いたり、解き直しをし、
次の模試ではしっかり準備をしてリベンジを!
最後には大学受験でみなさんそれぞれの
「天下」を取ってほしいと思います!

(おゆみ野駅前校 教務 山本)