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世界自然遺産

ニュースで見た人もいるかと思いますが、奄美大島・徳之島・沖縄島北部・西表島などが世界自然遺産に登録されることがふさわしいと、世界遺産の登録を行っているユネスコが勧告をしました。7月末の世界遺産委員会で正式に登録される見通しです。

世界遺産は、大きく文化遺産・自然遺産・複合遺産に分かれています。
文化遺産は建造物や遺跡などの人類が残した文化的遺産を、自然遺産は地球上で守っていくべき自然を、複合遺産は文化遺産と自然遺産の両方の側面を持つものを登録しています。

日本の文化遺産では、京都の寺社や奈良の寺社、広島の原爆ドームなどが登録されています。日本に複合遺産はありませんが、自然遺産は北海道の知床、青森・秋田にまたがる白神山地、東京都の離島・小笠原諸島、鹿児島県の屋久島が登録されています。今回の登録で、日本の世界自然遺産は5件目になります。

一昨年、大仙古墳で有名な、大阪府堺市などの「百舌鳥・古市古墳群」が世界文化遺産に登録されましたが、その時各学校の入試で大仙古墳や堺市にからめた問題が多く出題されました。
来年度の入試でも時事問題として出題されるかもしれませんね。しっかりチェックしておきましょう!

(教務 中島)