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考え抜いた先の「できた」

たびたびこんにちは、島田です。

昨日は中学生の内容をお話ししましたが、今日は小学生のお話をしようかと思います。

小学生は予習シリーズという四谷大塚が出版しているテキストを使用していますが、これがかなりやりごたえのある問題です。

私は国語と社会の授業をしていますが、授業中によく「この問題はどういうことを聞かれているのだろう?」「気持ちを書けと聞かれている問題だからどんな気持ちを書けばよいのだろう?」という生徒の質問や考える声が良く聞かれます。

確かに最初は一発で答えがわかるかどうかは中々ありません。特に国語はそうです。ですが、この小学生のうちから、一生懸命考え抜いて自分の答えを出すという経験は中々味わえないと思います。

最初はできなかったけど一生懸命考えたら「できた!」という声を授業の途中からどんどん聞くようになりますが、それを聞くたびに「頼もしいな」と思います。

最初は上手くできることはほぼありませんが、考え抜いて出来るようにするという経験は何事にも代えがたいものです。この経験は、将来を生きていくうえで必要なことだと思います。

こうしたやりがいのある問題を通して、問題が出来た時の喜びを感じていただければと思います。

(教務 島田)