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言葉の引き出しを増やそう!

ismちはら台の小学4,5年生の国語では、宿題に「言葉調べ」を入れています。
宿題になっている文章で分からない言葉を5コ見つけて、辞書で調べてくるという課題です。
一応任意にしていますが、国語をニガテだと思っている人、国語力を上げたい人にはぜひやってほしいです!

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本の内容を理解できるかどうかは、結局言葉を知っているかどうかで決まってしまいます。
言葉を知らなければ…意味が分からなければ、その本が伝えたいことやどんな話なのか、つかむことができません。

「あとで調べよう」と思っても、読み進めていくうちに忘れてしまうことだってあります(私もそうです)。
ですから、本を読むときは傍らに辞書を置いておくと良いです。
意味が分かることで、より読むことが面白くなります。

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ちなみに読書をすることで、国語力はある程度であれば上がります。
とはいえ、読解力というのは「読む力」と「解く力」の両方が必要なので、読書で鍛えられるのは「読む力」の方です。
早く読む(スピード)、内容をつかむといった力になります。

結局問題を解かないことには、国語力は上がりません。
他の科目と同じです。

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「うちの子は本を読まないんです…」「挿絵のない本は読まないです」
本を買っても読まない子達には、無理に読書を進める必要はありません。
もちろん、活字慣れしておくということであれば本ほど良いものはありませんが…

内容理解という点で言えば、それは絵本でもドラマや映画でも、良いと思います。
特に物語・小説では気持ちの変化が問のほとんどなので、心情変化をつかむには良い教材になります。

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勉強に限らずなんでもそうですが、無理に何かをやらせるのはうまくいきません。
その子にあったやり方や方法があるはず。
性格や特性をしっかり見極めれば、できることや工夫も見つかるはず。
そう思って指導をしています。
一筋縄ではいかなかったり、簡単ではなかったりしますが、しつこくやらせていただきます!

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ご家庭での様子もお聞きしながら、子どもたちに向き合うことが大切だと思っています。
これからも一緒に、お子様のサポートをさせてください。
よろしくお願いいたします!

(教務 風野)