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学習計画を立ててみよう!

siriusユーカリが丘の濵川です。

先日、誉田進学塾のsiriusでは保護者面談が開かれました。
いくつかのご家庭との面談で、一緒に学習計画を立てながら表を作成してみたのですが…。保護者の皆様も、僕自身も見えないところが見えてきたみたいで作ってみて良かったと思いました。

と、わけで。今日は学習計画表の立て方についてお話ししたいと思います!
学校でも「計画表を立てましょー!」という時間ってありますよね?僕も小さい頃、きれいに色づけされた計画表を一週間分きれいに書いて、先生に誉められて、捨てていた気がします…。

使わなければ意味が無いですね…。

計画表なんて立てるだけ無駄だよ。と思う子供達が多いのですが、それもそのはず。試しに「書いてきて。」と宿題にしたことがあったのですが、集めてみると「朝食・昼食・夕食」「テレビ」「犬の散歩」「弟と遊ぶ」…ぎっしり。計画通りに生きていけるわけがない…。
学習計画表ですから、家で学習する計画が立てられればよいのです。出来ない事を書いては守る気もなくなります。
さて、日曜日からスタートする時間表を用意しましょう。
ファイル 2976-1.jpg
最初に記入するのは家庭学習ができない時間。
「寝ている時間」「学校の時間」「塾」「習い事」全てです。
簡単に書きましょう。丁寧にきれいにかわいく色づけなんて必要ありません。手書きで簡単に、がポイントです。
ファイル 2976-2.jpg
注意するところは、学校の時間ではなく、学校へ通うのに必要とする時間です。つまり、家を出る時間から家に帰ってくるまでの時間を影や斜線で表します。その他も同じです。
よく、子供達が「時間がなくて、宿題が出来ない!」と、いうことがあるのですが、書いてみると案外あります。空き時間。
ここまで書けたらいよいよ家庭で学習する内容を記入していきます。これは色がついていた方が見やすいかもしれません。
ファイル 2976-3.jpg
ここでも注意が必要です。
記入する内容はただ「国語」ではいけません。
子供たちは「国語をやりなさい」と言っても何をしてよいか分からないのです。「どの教科を・どのテキストのどの問題を・どこまで終わったら終了か」おやつの時間は細かく書かなくてよいですが、ここは細かく書く必要があります。
また、1回の学習時間は1時間半が限度です。人間が集中できる時間はどんなに優れた人でも1時間半と言われています。それ以上時間をかけてもダラダラやるだけになります。
もう一つ、これは子供たちに個人差があるのですが、
やってから遊ぶか?遊んでからやるか?
の問題です。
自分の意思で「終わらせてしまおう」と頑張る子って今まで見てきた中でも少数派の気がします。
お勧めは「遊んでからやる」です。
「宿題やってから遊びなさいよー」
よく聞くセリフですが、やる気がない状態では危険です。
早く終わらせたいために答えを全部見てしまったり、適当に書いて間違えているのに〇にしたり…。
それよりは、「遊んだならしっかりやろう」とした方が成功例が多かった気がします。

さて、出来上がったら見やすいところに貼って計画通りにチャレンジです。
ただし、チャレンジするときにも注意があります。

①1時間半が過ぎたら終わっていなくても強制終了。
時間意識がないことが一番よくないです。「まだこれしかやっていない…。」でも、終了です。最初は少ししかできないかもしれませんが、終わりの時間があることを意識してもらわなければいつまでもダラダラやるだけになるのです。

②計画時間前に終了しても「時間が来るまでの追加」は無し。
「終わった」ならば計画通り。時間が余っていても終わりにしましょう。

様子を見て成果がなかったらどこが悪いのかまた先生と相談してみるとよいかもしれませんね。
一番の狙いは子供たちの「やる気」を起こすことです。
家での学習がうまくいかず悩んでいるご家庭がありましたら、試してみてはいかがでしょうか?

(siriusユーカリが丘 濵川)

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