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猛烈

こんにちは。今日は何を書けばよいのやら言葉を選ぶのが難しい日でございます。今世紀最大の台風が、関東に近づいています。
瞬間風速が55m/秒に達すると『猛烈な台風』と言うそうですが、今回近づいている台風19号は60m/秒と聞いています。

私は数学・算数の講師なので、ブログ上で皆さんが分かりやすいように、よく『数字』を使って例を挙げていきます。

60m/秒といっても、「ふーん…。」と聞き流してしまうかもしれません。なぜならば、『速さ』を日常生活で使うとすれば車のメーターで見る時速くらいだからです。
では、秒速60mを時速で表すと…?
1秒間に60m進みます⇒1時間(3600秒)で3600秒×60m=216000m進みます⇒216000m=216㎞です。つまり時速216㎞です。
これならば・・・「冗談・・・ですよね?」・・・
と感じるのではないでしょうか?

風で飛ばされた小石は時速216㎞で飛んできます・・・。
小石だけではなくすべての物が、風に飛ばされただけで凶器になります。
「大丈夫、大丈夫、ちょっとくらいなら。」
と、外に出る勇気がありますか?
とにかく、一歩も外に出ないことです。家の中にいても窓ガラスの近くにいては危ないです。気象庁の話を聞いて、十分に警戒をしてください。

さて、塾のブログなので、もう1つ。
この全世界が見守る台風19号。記録的、歴史的な出来事になりそうです。このような災害は翌年の入試に出題されるケースが非常に多いです。東日本大震災の時も、入試問題とするのはタブーなのでは?と予想していましたが、多くの学校で地震を取り上げる入試問題が出題されました。

文系的には・・・台風の歴史を調べたり、どのような二次災害が起こるのか、被災地の生活など。
理系的には・・・台風発生の仕組みや、気圧計算など。
注意をして学習をしておきましょう。受験生ではないからではなく、どのような問題があるのか、一生懸命みんなで考えることが大事です。
みんなで頭を使って、一番良い道を選択して、大変な台風を乗り越えましょう。

(siriusユーカリが丘 濵川)