♪もういくつ寝ると〜、夏期講習です!
明日までが夏期講習前の最後の授業となります。
前期もいよいよ終わりです。
そして、2017年も残り半分!早いですね。
みなさんにとって、どんな半年間でしたか?
やりたいことや成し遂げたいことは達成できましたか?
物事を達成するには、七夕にお願いするだけではダメです。
本当に叶えたいことなら、そのためにがんばることが必要です。
「絶対にやってやるんだ!」
そんな気持ちとともに、行動に移すことです。
努力するということは、とても魅力的なことなのです。
ですが…がんばるということは、実は、怖いことでもあります。
がんばったのに結果が出なければ、とても悲しいし、虚しくなってしまいます。
いやいや、それだけがんばったって証拠だよ、と言うこともできるかもしれません。
それでも、自分の努力が報われなかった…
がんばったことが、全てムダになった…
それは、本当に悔しいことですし、やりきれない気持ちになってしまいますよね。
「全部ムダじゃないよ、その中で得られたこともあるよ」
と励ましてもらって、少し気持ちは楽になるかもしれません。
実際、失敗したり上手くいかなかったりする方が、学びは大きいものです。
ただ、心の中はきっとすっきりはしていないはずです。
みなさんは、やまちゃんこと山寺宏一さんをご存知ですか?
「七色の声」を持つ声優さんとして、ディズニー映画や洋画の吹き替え、ナレーションなど、多くの場面で活躍していらっしゃいます。
今では有名な山寺さんの「七色の声」ですが、
これはもともと持っていたものではないのだそうです。
高音から低音、動物やモンスターまで、さまざまな声を出すためにいろいろ試して、何度も何度も練習をして……
その成果の賜物なのです。
努力を重ねた末に手に入れた「才能」です。
自分の限界に挑戦して、得られた結果です。
きっと、血の滲むような努力をされたのだと思います。
しかし、山寺さんのすごいところは、そういった血の滲むような努力をされているということだけではありません。
一番すごいのは、「努力することを、努力だと思っていない」というところなのです!
これは、簡単にできることではありません。
努力を、自然で当たり前の感覚にするなんて、難しいことです。
そして、「努力は当たり前だ!」と無理やりそう思うものでもありません(どこかで限界が来てしまいますから)。
「自分ががんばっている」ということを、自分で認めて、自分を褒めてあげることも、とても大事です。
これは、自己肯定感とも通じます。
今回のブログで伝えたいのは、
「努力するということは、結果ばかり追い求めず、続けること」
何でもかんでも、うまくいくことばかりとは限りません。
もちろん、良い結果を目指すことも大切です。
でも、思うようにならなかった時に、「努力したってダメだ」と思わないでください。
「そういうこともあるよね、でもいつか必ず!」
と、しなやかにたくましく、臨んで行って欲しいのです。
努力は無理をすることではなく、かと言って手を抜くことでもありません。
ただ、やり続けること。
純粋にそうすることが、実は最も成功する近道なのではないでしょうか。
これから始まる夏期講習。
どう過ごしますか?
何ができるでしょうか?
今一度、自分を見つめてみてくださいね。
(教務 風野)