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短く、簡潔に覚えるには

今日の中2理科は化学の元素記号や化学反応式、生物だと目や耳のつくりについて不定期ですが授業内でテストをしています。
テストをするときは大抵1週間前から告知をしているのですが、
目標点まで到達する人は思ったよりも少ない…。
「みんな準備してきた?」と聞くと、「してきた!」と返事をしていたのですが、「どのように準備してきた?」と聞くと、「眺めた!」という人が大半でした。

確かに見ることも勉強なのですが、知識をただ詰め込むだけでは自分のものにできません。ましてやテストで本来の力を発揮することは難しいです。

頭の中に「インプットした」知識は、「アウトプット」する練習をしなければ身に付きません。
上記の「眺める」勉強は、知識を「インプット」しただけになってしまっているのです。ヒトの脳は全てを覚えきれませんので、
知識を使える状態まで持っていくように「アウトプット」をしていかなければなりません。

問題を隠して「書いて」みたり、問題を作り合って解いてみたり…。 頭の中の知識を吐き出すことを意識してみてください。
一番短く、簡潔に覚えるためにアウトプットの練習が出来るのは、「書くこと」です。 

だまされたと思ってやってみてください!

しかし、物事を覚える上で一番大切なことは、「絶対に覚えるという強い意志」です!!
中途半端な意志では忘れてしまいがちです。 確固たる意志を持って進めましょう!!

(教務 中島)