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塾で定期試験の勉強をするの!?

時期的に、定期試験のブログが多くなってきていますね。
せっかく縁あって、このブログを見てくださった方に「定期試験勉強の意味」をお伝えいたします。

まぁ、一言でいえば「塾で「学校の定期試験のための勉強」をしている」んです。

え、塾でやることで何か変わるの?
家でやるのと変わらないでしょ?

目的はあります。あるからこそ、やっているんです。

簡単に言えば「主観的努力から脱却しよう」ということです。

家で一人でやる。自分で黙々と頑張る。
一見すると素晴らしい行動に映りますが、ここには少々不安が残ります。

「あなたの「頑張った」という基準はどこにあるのか?」と。

よくありがちなのは、「今日は頑張った!」というセリフ。
一人で勉強している状況であれば、比較できるものはありませんから、基準となるものは「自分が満足したか」しかないのです。

「自分が満足した」=「頑張った」
このイコールは本当なんでしょうか? う~ん、ちょっと…。

中には、すべてを計画立てて、量的にも質的にも充分な学習が出来ているお子さまもこの世にはいるでしょうが、そこまで多くはないはずです。

どこかで学ぶのです。

自分を知るには、どこかで「比較」が必要になってきます。
世の中では「比べるのはちょっと…」という風潮がありますよね(「競わせるな」とかもそうですね)。

「比べる」ということ自体は悪い言葉ではありません。
「結果」で比べているから問題なのです。
結果ではなく、「手段」を比較するのです。

何かを成し遂げるために、Aくんは○○している。Bくんは△△しているとしましょう。そして、Aくんの方が、量も質もよかったとしましょう。
「手段」の比較であれば追いつけるのです。「じゃあ、ぼくもやってみよう」と。
そこにプラスアルファして、塾のスタッフが関わります。
「正しい「手段」とはこういうことだ」と伝えるのです。

辿るべき道を示され、周りと「手段」を比べながら、より良い方へと向かっていく。

いかがでしょう。定期試験勉強を「塾で」行う意味をご理解いただけたでしょうか。

実は、定期試験も入試も「範囲が決まって、試験日が決まっている」という条件では一緒なんです。
とするならば、そこに向かう努力をなぜしないでいられましょうか。

受験勉強はするけれど、定期試験には身が入らない。
言語道断です。目の前をしっかり出来るからこそ、その先が見えてくるのです。

ただし、誉田進学塾の考えがあります。
「受験もまた、成長の一つのきっかけである」と。

学問を面白く感じてもらうために、ただいい点をとるためのテクニックは教えません。
そうではなく、「学ぶとはこういうことだ」ということを理解してもらうことに重きを置いています。

もう少しすると、入塾試験の時期になります。
ご興味がございましたら、是非ともお越しいただければと思います。

ファイル 2227-1.jpg
(↑実際の様子です)

(内田)