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覚えるときは、順番通り!

本日はism誉田からお送りします。

最近中1の理科では、植物について勉強しています。
本日はその総まとめである、植物の分類についてです。

植物は、その植物の特徴によっていくつかの種類に分けることができます。
・どうやって子孫を残すか
・根・茎・葉の形になっているか
・胚珠が子房に包まれているか
・子葉が何枚か
・花弁が1枚1枚離れているか、くっついているか
3月から春期講習を挟みながら勉強してきた内容は、これらの分類が出来るようになるための準備でした。
嬉しいことに、生徒たちもこれらをスラスラと言えていました。
それは、知識の単なる暗記ではなく、どこがポイントか、全体像をイメージしながら考えているので、出来ることなんですね。

さぁここで、分類した植物の種類ごとに、代表格となる植物を覚えてもらいました。
離弁花ならば、アブラナ・サクラ・ナズナ
合弁花ならば、アサガオ・タンポポ・ツツジ
単子葉類なら、ススキ・ツユクサ・ユリ
裸子植物なら、マツ・イチョウ・ソテツ・スギ・モミ
シダ植物なら、イヌワラビ・ゼンマイ・スギナ・ヤブソテツ・ノキシノブ・ヘゴ
コケ植物なら、ゼニゴケ・スギゴケ

一見たくさんあるように見え、覚えるのが大変に思えます。
でも実は、必死になって覚えようとすると、何とか入る量なんですね。
今日の生徒たちも、授業の終わりには
「シダ植物の例は?」
「ツツジって何植物?」
という質問に、何とか答えられていました。

そして「覚えるときには順番通り覚えよう」と伝えました。
それはなぜか……

いつも順番通り口に出すと、

「あれ?あと何を言ってないんだっけ?」

と、残りのものを考えるのに、都合がいいです。

今日の宿題では、ただ覚えるだけではなく、それを書いてまとめるような内容のものも出しています。

単なる暗記だけではなく、全体像をイメージしながら。
そして覚えるなら、いつも同じ順番=順番通りに。
今日はこれらを意識してもらえるように、授業をしました。
次に私が授業をするのは、ゴールデンウィーク明けになります。
果たしてどのくらい出来るようになっているか。
楽しみです。

【ism誉田中1理科担当 辻】