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ピンチをチャンスに!

いよいよ2016年度も残り三週間となりました!
3月になれば、みなさんは一足お先に、学年がひとつ上がります。

子どものころの一年は、とても長いものです。
ですから、このひとつ学年が上がる、というのも、とても大きく感じるのだろうと思います。

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さて、今日は小4の国語のPUT返しの日でした。
小4最後のPUT、みなさん納得のいく結果になったでしょうか。
「前回より上がった!」「思っていたより下がった…」など、さまざまな声が上がっていましたね。

PUTで一番気になるのは、点数だと思います。
自分がどのくらいできたのか、一目でわかりますよね。
ですが、その点数だけを見て、「良い・悪い」を判断してはいけません。

大切なのは、その「先」です。
点数より、もっと大事なことがあります。

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PUTといったテストを通して得られた結果は、もう過去なんです。
過去の自分を見ていることになります。
でも、大切なのは、未来の自分ではないでしょうか。

だとするなら、過去の自分の結果を、未来につなげることが必要です。
つまり、「間違え直し」です!!
これをするかしないかで、これから「先」が決まります。

テストは、自分のできないところを見つけることができます。
つまりテストは、自分の弱点を知るチャンスなんです。
弱点は、できるようになれば伸びるところ、とも言い換えられます。

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できないところが、できるようになれば、点数が上がる…
きっとあたりまえのことだと思うでしょう。
ですが、そのあたりまえを実践している人は、どのくらいいるのでしょうか。

PUT直しが、形だけになっていませんか?
文字の練習にしてしまっていないでしょうか?
そもそも、直しすらしていない…なんてことにしてはいませんか?

「間違える」ことは、チャンスです!
小説や漫画でも、ヒーローはいつも「ピンチをチャンス」に変えています。
これは何も、ヒーローにしかできないことではありません。
みなさんの中にも、しっかりと備わっている力です。

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なにより、「間違える」ことは悪いことではありません。
それを通して、学べることがあります。
人間は間違える生き物ですから、大人だって間違えます。
(私もたくさん間違えや失敗をしていますよ!今でも…)

でも、それを次に活かすことが大事!
そして、その活かすかどうかは自分次第なんです。
活かさなければ、いつまで経っても変わることはありません。

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あなたはこのままでいいでしょうか?
今の自分のままで、良いと思いますか?

もし、少しでも変わりたいと思ったなら…行動を起こしてください。
自分を変えられるのは、自分だけ。
ピンチをチャンスに変えられるのは、自分だけなんです。

(教務 風野)