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覚悟を決める

下の辻先生の記事で書かれていますが
今中学3年生は受験に向けて先生と保護者の方と三者面談を行っています。

まだ面談をしていない人から「何を話すの~?」とよく聞かれるのですが、それは当日までのお楽しみです。
怖いものでもないし、楽しいものでもない。
ただ自分を見つめなおす時間と考えてもらえれば良いのではないでしょうか。

私も昔々は受験生でした。
それまで部活を頑張っていて、勉強は定期試験前だけ。
成績もそんなに良いわけではありませんでした。
それでも、受験生になってからたくさん勉強しました。
どうしても行きたい学校があったのです。
でも、どれだけ勉強しても結果が出ない、成績が上がらない。
最後模試の志望校判定もE判定。
絶対に合格できないと言われていました。

そんな中でも泣きながら、勉強を続けていました。
受験の苦しみの中にいる人はわかると思うのですが、
どんなに何かに悩んだところで何も変わらない。
投げ出すことも、逃げ出すことも許されません。
最終的には自分に返ってくるのですから。
結局すべては勉強するかしないか。
そこに至ります。

そんな窮地に追い込まれて勉強していると苦しいです。
でもそうしていると見えてくるものもあります。
それが覚悟です。

これからどうするのか。
どういう選択をするのか、どういう可能性にかけるのか。

もしダメだったら…そんな不安もあります。
でもそれも最後に受け止めることが覚悟を決めることです。
受験面談ではそんな話をすることと思います。

どうか、最後までやり切ってみて下さい。
そうしたら、きっとどんな道を選んだとしても後悔することはないと思います。
私は事務スタッフなので
勉強を教えたり、みんなと面談して進路を導いてあげることもできません。
けれど、最後まであきらめないでほしいという気持ちだけは誰に対しても抱いています。
みなさんのこれからの受験を応援しています。

(事務 西島)