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視点を変えて見るという工夫

中3は数学の証明の課題プリントが毎週配られます。

今日はその証明で苦戦している、ある生徒。

「私、証明苦手なんです。」

質問を受けて私が見てみると、円周角がカギを握る証明問題でした。

いくつかの円周角のパターンをホワイトボードで復習したところ、さっきまでやる気が無くなっていたこの生徒が、「あれ~、こことここが同じだから~、そしてここは~、う~ん、う~ん・・・。」

ファイル 1727-1.jpg

いろいろと思考錯誤しながら考えていました。

丸い円ですから、いろんな方向から見ると、また新しい気付きがあるんです。

時には自分の座る向きを変えて・・・。

ファイル 1727-2.jpg

視点を変えて見えてくる答えがあることに「自分で」気付いたようです。

この工夫、私は彼女に何にも言ってないです。工夫して彼女があみだしたんですね。

アッパレ!!

でもね・・・、自習のときは机の周りを自分がくるくる回っても良いけど、テストのときはそうしないでね。カンニングになっちゃうよ。

自分が回らなくても、視点を変えることができる技があります。

実は・・・、紙を回すだけでさっきと同じように視点を変えることができるんです。

この視点の変換はまさに、コペルニクス的発想???次からは紙を回してトライしてみてね。

ism誉田教室長 鴇田