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追試

誉田進学塾の中学部では毎週の英数テスト、そして不合格者に向けた追試が行われます。

「落ちこぼれたから追試」では決してありません。
時には塾全体の合格率が10%にもなりかねない演習テストでは、
「ここは是非習得してほしい単元だから追試行ってでも、どうにか身につけてもらおう」
って作問者の思いがこもっています。

やっぱり鬼門は2年生後期。
毎年多くの2年生はこの時期から苦戦する人多数です。
英語では不定詞、動名詞、文型
数学では一次関数、図形の角度、そして証明です。
難易度が上がるのも納得のこの単元。

追試ではみんなまじめに、必死に自分のできなかった問題に取り組みます。
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出来なかった単元を合格すると、その時点で帰っていいのです。
こちらは本日2番乗りで帰ったTさん。
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※顔出しNGだそうです。笑
「もう全部受かったの?」と聞くと満面の笑みで「はい☆」と答えてくれました。

ただ早々すぐに帰れる人ばかりではもちろんありません。
そこを支えてくれるのが誉田進学塾のチューター達です。
チューターさんは、全員誉田進学塾の卒業生。
ただやみくもに「がんばれ」なんて言いません。当時、自分たちも苦しんだ経験・頑張った経験があるからこそ、時に厳しく・時に親身になって生徒たちに寄り添ってくれています。
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年の近いチューターさんには生徒も質問しやすかったりするのでしょう。

熱意をもって生徒対応してくれているのはもちろんですが、
生徒対応の終わったその後も、チューターさんたちは
「もっとこうしたらよかったかもしれない」
「追試が始まる前全体にむけてこんな声掛けを生徒にしたらよく聞いてくれた」
「この生徒は今ここまでわかっていて、この部分の理解に苦しんでいる様子。だから次回はここを指導してあげてほしい」
「このクラスは全体の理解度や勉強をする雰囲気が○○だからこんな方法でやると効果的」
そういったことをたくさん報告に上げてくれます。

毎週同じチューターさんが同じ生徒をいつも見れるわけではないけれど、その中でも多くの気づきを共有しながら勤務に当たってくれています。

私、大学生のときこんなに色々考えて、毎日進化を求めてバイトしてなかったよなぁ…なんて、思わず感心するほどの勤務ぷりなんです。
こんなチューターさんたちに教われるって幸運なことだなって思います。

演習テストは難しいけれど、それを苦だと思わず、分かりづらい単元の理解を深められる場として、是非有意義な追試にしてほしいなってそう思います。
(教務 梅橋)