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成績表を見て

授業の最初にPUTの成績発表!

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誉田進学塾では、模試の成績やPUTの成績、中学生の演習テストの成績などをランキングで貼りだします。

前回よりも成績が上がった子は、そりゃあもちろん喜びます。「イェーイ」「ヤッター」って。なかには飛び跳ねてガッツポーズをする子も。
そして、いつも上位で今回も上位の子は、表情には出さないまでもきっと心の中で喜んでいる(のだと思います。あまり表情に出さない子が多いので・・・)。(またはホッとしている??)

成績があがった子には、こちらが特に何もいわなくても、そのまま勉強を続けます。だって、本人が頑張って結果が出たんだから。その成果こそが本人のやる気をもっとも引き出すのですから・・・。私たちはたった一言「頑張ってよかったね。算数と社会頑張ったんだね。」と本人の努力を認めてあげることだけ。「これからも頑張ろうね」なんて言わなくても、勝手に彼らは頑張るのです。
上位が定位置の子も、特に私たちが何も言わなくても、よ~く分かっています、何をすべきかを。だって、やるべきことが分かっていて、それをちゃんとやっているから成果が出るわけで、周りに同じようなライバルがたくさんいるってことは、成績表を見れば一目瞭然なわけですから、言われなくても彼らはやる。たまに成績が下がった時があれば、そういう時こは何が原因だったか一緒に考えてあげる。もちろんこちらからああしろこうしろとはあまり言わず、「何が原因だったか考えてみようか」と自分を振り返るきっかけをあげるだけ。私たちのやることはそれで十分。彼らは自分で考えて解決策を見つけていくんです。

残念ながら、ほとんどのいつも下位を低迷している子もいます。そしてそういう子は「俺またダメだった。」とボソッと言って、悲しそうな顔をします。

来たぞ来たぞ、やっと出番だ!私たちの仕事はそういう子のやる気を引き出すこと。マイナスの心からプラスの心にシフトチェンジできるようにちょっと背中を押すこと。「算数はいまいちだけど国語は頑張ってるじゃない。」と自信を持つきっかけを作ってあげる。「今回のPUTは、結果としてはあまり良くなかったけど、授業中は文章題の理解力があがっていると思うよ。」「社会の授業で一生懸命覚えて発言していたじゃない。」と私たちが感じている彼らのいいところをほんのちょっとのことでも誉めてあげる。普段の彼らをみていて、まだ結果は出ていないけど「頑張ってるな」と思うところを誉めてあげる。そうすると少し心が落ち着いて彼らの表情に明るさが戻り、心が前向きになってきていることが手に取るように分かるんです。

そういう状態になれば、もうあとは彼らに、「次はどうしたい?」と聞いてみるだけ。「次のPUTでは理科をもう少し良い点とりたい」「これからは漢字テストの準備、計チャレをちゃんとさぼらずやろうと思う」「PUTの前に社会の演問をもういちど全部解き直すようにする。」こういう前向きな目標や具体的な対策が、彼らの口から次々と出てくるんです。

そういう瞬間は彼らの目つきが違います。きらきら輝いているんです。そういう瞬間に立ち会えるとき、私たちがこの仕事をえらんで良かったと心からそう思います。

さて、今日の国語の授業は、「類義語・対義語」

簡単な例を説明した後は、・・・
範囲を区切って、時間を計って~、「覚えタイム~」

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ご覧ください。この一生懸命な表情。みんなすご~く真剣で、しかもつらそうじゃないでしょ!

そのあと問題をやると・・・
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生徒から「ハイ!」「ハイ!」と次々と手があがって。

今日もみんなで楽しく、あっという間に時間が過ぎていきました。

ご覧のように今後も、この誉田進学塾ブログを通じて授業の様子を少しずつ紹介していくことで、皆様にお子様の頑張りをお伝えしていきたいと思っています。

ism誉田教室長 鴇田