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定期試験勉強の意味

現在の中学生は、定期試験勉強の真っ最中です。
誉田進学塾では本来の授業を停止して、「定期試験勉強」に入ります。

学校の過去の問題を使うのか?
いいえ。
確かにその方が簡単ですが、それで本人たちの力にはなりません。

なぜか?
定期試験は入試と一緒です。
試験日は決まっていて、そこに向かうための努力がどれだけできるか。
そういう点でいえば、入試と一緒ですよね。
とすると、「いつまでに、何を、どれくらい完成させておくべきか」を自分なりに計画を立てて、実行できる生徒になっていなければ、実際の受験勉強では勝てません。

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そのために、誉田進学塾ではいろいろなツールを用意しています。

ツールはありますが、それを生かせなければ意味はありません。
生かせるようになるには、「自らの成長」が求められます。

私たちが彼らを引っ張って行っても、成長しません。
こちらが「成長させた気」にしているだけです。
本番になれば、弱さが露呈されるでしょう。

「全部こっちで計画立ててるから。この日に○○が終わって、この日に○○が終わるから、試験日の3日くらい前から総復習に移れるよ。そこでどれだけ取りこぼさないか。総合問題をやって完成度を見ておこう。時間は短めの設定にするかな。」

くらいの発言を自分から言えるような生徒をになってほしいですね。

運命の日までに努力をすることは、人生の中でもたくさんあります。
単なる「定期試験勉強」と聞こえますが、非常に意味のあることなんですよ。
けれど、「意味あるものだ」と思わせる人間がいなければ、そんな意識も芽生えません。

私たちの存在価値はそこにあるのだと思います。

(内田)