今日の小6の授業は、図形です。
比を図形に応用していく分野ですが、
まずは相似(形が似ている組み合わせ)の図形を
見つけられるかどうかが大事です。
普通に相似の三角形を2つ書いたら、誰だってできます。
出題者は相似の三角形を解答者に見つからないように、
いろんな線を引いてダミートラップを仕掛けたり、
ねじったり逆さまにしたりして向きをかえたり、
三角形をいくつか合体して四角形に見せかけたり、
あの手この手でカモフラージュしてきます。
たくさん手を動かして計算になれる勉強も大事ですが、
今日はそういう出題者が仕掛けた罠を見破り、
相似な図形を見つける”目力(めぢから)”を養う授業です。
さぁ、じっと図形を見てごらん。
きっとどこかに、相似な図形が隠されているよ。
高い視点をもって…
図形の全体像を見て…
怪しい平行線を探して…
そうそう、図形をなぞってみるのもいいね。
すると、「…あっ、分かった!」という歓声が、
あちらこちらで起こりました。
「ここにこんな三角形が隠されてるよ」と
私が解説するのは簡単ですが、それでは目力は強くなれません。
自分で悩んで考えて、時には苦しんで、
その先にめざましい成長が待っています。
図形を見つけられて、よかったね。
来週はもっとうまく隠された図形を出題するからお楽しみに。
(ismおゆみ野副教室長 新倉)