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実力を発揮するには…

受験生にとって、明日は私立前期前最後の駿台模試。
結果が良くても悪くても、この模試の結果で私立前期を受けに行くことになります。
授業前に注意事項や心構えなどを話しました。

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「服装は?もちろん制服だよね。」
「この前の会場模試、私服の人がいっぱいいて私服でなんか損した気分だった。」

おいおい…そもそもなんで会場模試をやっていると思っているんだい?なんで塾じゃだめなの?
いつもと違う環境でも実力を発揮できるようにするためだよね。
入試本番は何着てくの?制服でしょ?
服装も本番仕様にしないでどうする。
みんなは、私服で「お出かけ気分」でウキウキ模試を受けに来る人たちとは違うでしょ。

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一通り注意事項を確認したあと、「本番で実力を発揮するための条件3つ」を話しました。(あくまで佛坂個人の意見です)

①体調管理
インフルエンザで39度の熱があります…なんて状態では力を出し切ることは難しいでしょう。しっかり食べて、しっかり寝て、コントロールしよう。

②どれだけやりきったか
親や先生など周りの人間に「勉強やってる」と言ってごまかすことができたとしても、自分だけはごまかせません。
自分で「もうこれ以上できないくらいやったんだ!」と思えなければ、緊張や不安に押しつぶされてしまうことでしょう。

③経験
いくらやりきっても、初めての入試は緊張するものです。
入試応援で見ていても、初日は目がうつろな人が何人かいますね…。その状態で受けた人の結果は…ご想像の通りです。
昨日ちょうど土気教室の卒業生が来てくれて入試のときの話を聞きましたが、「私立前期は、あり得ないぐらいの緊張で、もうずっと帰りたいと思っていた」と話していました笑
その卒業生は、後期で市川高校の合格を勝ち取ってくれました。

おそらくみなさんも緊張することでしょう。今までの人生で経験したことないくらいに。
じゃあ、それを経験する方法はないのか。
まったく同じ経験は不可能です。タイムマシンがないかぎり。
しかし、似た経験ならできます。
会場模試ですよ。

会場模試を「本番の入試」だと思って挑む。
今日は本番の前日だから少し早めに寝る。
明日の朝はいよいよ本番だから、少し早めに起きて、準備をして朝食を食べたら、軽く計算問題をやって頭をスッキリさせる。行きの電車の中では単語や連語も少し確認しておこうか。

開始前も友達と騒いだりしないよね。
開始の合図の前は本番同様にドキドキしよう。
そしてもちろん、本番のつもりで本気で挑む。

そうして一度「本番」を経験しておけば、本物の本番では少し余裕が持てるでしょ?

残りの授業も本番仕様でね。
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(教務 佛坂)