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面白く! 楽しく! 厳しく?

何事も楽しくなければ続けられません。
勉強も同じことです。

誉田進学塾はその名の通り進学塾ですが、授業は「面白く!楽しく!」を心がけています。
ただ詰め込むだけの辛く苦しい授業では続きません。
塾が嫌いになって、勉強が嫌いになって、何もやりたくないとなってしまいます。
それは生徒の可能性をつぶすことです。
だからこそ、授業は面白く、楽しく進め、わかったときの喜びを体験してもらいたいと思います。
そして、家庭学習やテスト前の準備などやるべきことはしっかりと!
その点は厳しく指導いたします。

今日の小4国語の授業テーマは「正確性」でした。
普段は国語の問題は1題15~20分で時間を計って解いています。
問題を解く時間を計るのは実戦のためです。
宿題では時間制限はありませんが、テストではあります。
そして、時間内に解答用紙に解答を書く(解くではありません。書くです)ことで、初めて採点されます。
故に、国語は正確性と同時にスピードを要求します。
そこで、今日は「正確性」に重きを置きました。
時間は計らず、大問1が終わったらノートを見せる。
私が○つけをし、生徒は間違えた問題を直す。
直したらまたノート提出。
私が○つけをして、生徒は直す。
すべての問題を直しきるまで、その繰り返しです。

この授業形態のメリットはいくつかあります。
・生徒個々人の間違いの癖がわかる。
・それに合わせて個別アドバイスができる。
・生徒がわかったつもりになりにくい。
・周囲の生徒と自分との解くスピードを生徒自身が比較できる。
などです。

生徒は早く提出した生徒に対して「速い!」「すごい!」「もう!?」
解答があっていたら「やった!」「よっしゃ!」
間違っていたら「え~~」「なんで~~~」「マジか…」
ゲーム感覚でがんばっていました。

最終的に、授業内ですべての問題が解けたのは2人だけでした。
最後にすべての問題のヒントを伝えて、最終的な直しを宿題としました。
それぞれの答案を見ていると、間違いにある共通点があることがわかります。
「問題文を読んでいるか」です。
国語はとにかく読解力。本文をいかに読みこなすか?という点に焦点が当てられます。
しかし、本文と同じくらい読む必要があるのが「問題文」です。
結局、問題で問われていることにこたえるのですから、問題文を読まなければ始まりません。
しかし、問題文の読解が甘くなり、何を問われているのか?解答の条件は何か?を見落としがちでした。
国語で困っているという方はぜひ、問題文のことも考えてもらいたいと思います。

(土気教室副教室長 森山)