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テストを通して成長を!

本日の授業でPUTという塾内テストを返却しました。
当然、テストが終われば解き直しをします。
今日のクラスは全員直しノートを提出できていました。

そこで、「とき直しをしてどんなことに気づいたか」を生徒に発表してもらいました。


その中で「計算のスピードが遅くて、テスト中は解き終わらなかったけど、家でじっくりやったら全部解けた。計算さえ早くできれば満点取れた。」
ということを言った生徒がいました。

その生徒は確かに計算が遅く、他の子が1分、早い子だと30秒で終わるところ3分もかかってしまうほどです。

でも計算が遅いということを自分で自覚して、授業前に私のところに自分から相談に来てくれたんです。
いろいろ現状を聞いて具体的にアドバイスをしました。
自分で課題を把握して、具体的な改善策を先生に聞いて、取り組もうとしているんですから、今後改善していくことでしょう。


一方、こう発表した生徒もいました。
「計算問題はちょっと計算ミスしちゃって、文章問題はちょっとできなかった。」

実はこの生徒、準備をせずにPUTを受けてしまったのです。
計算問題と文章問題しかないんだから、要は「勉強しなかったからできなかった」っていうことですよね。
他の子は自分の現状に対して具体的な気づきが見つかったのに、今回のPUTでそれしか得ることができなかったわけです。
それって非常にもったいないですよね!

毎回のテストを通して成長するには、テスト前の準備と受けた後の直しが大切です。
そして直しをする際には「自分がどんなところで間違えているか」「どういうところを直せばもっと点数が上がるのか」
というところを自分で分析し、具体的な行動を考えることが大切です。

小学生はまた来月PUTがあります。
テストを通して生徒が成長してくれることを願っています。

(教務 佛坂)