記事一覧

STB in Toke

8月30日の土気教室では「STB」が行われています。

この夏期講習、中1は13日間、中2は15日間の授業と演習を乗り越えてきました。
夏期演習は基礎基本を養うためのものなので、1問1問の難易度はさほどではありませんが、準備を怠ると痛い目を見ます。
この夏期講習で痛い目を見た生徒は多くいますが、それを受け止め、乗り越え、今日を迎えています。

そんな中1中2は現在、合同でSTBを行っています。
ファイル 1354-1.jpg

(S)TBの基本的な学習スタイルは「自習」です。
誉田進学塾ではSTBを受験勉強の予行練習と位置付けていますから、先生が一から十までつきっきりで教えることはいたしません。
定められた範囲の問題を網羅的に解き、自分の弱点を発見し、それを補完する。
(弱点は他の誰かに指摘されるより、自分自身で気付いた方が改善しようという意識が高まります)
STB、引いては受験勉強はそのように進めます。

しかし、自習となると、良くも悪くも自分のペースで進めることになります。
進みが滞っていても、自分だけしかいないのならばそれに気づかない。
そして、最終的に試験日までに勉強をおえることができない…。
だからと言って、友達同士で集まって勉強会を開いても「今日は頑張ったな~!」と終えることも少ないと思います。
どうしても友達同士おしゃべりに花が咲いてしまいがちです。

だからこそ、誉田進学塾では決まった曜日に塾に来て、監督の先生のもと学習を進めます。
塾に来れば、自分のペースがどの程度のものなのかを客観的にみることができます。
今日のように、二学年合同教室だと、上級生(下級生)が隣り合って座ります。
ファイル 1354-2.jpg
普段の授業ではありえない状況です。
下級生にとっては、上級生が黙々と頑張っている姿を手手本として己の学習を進めることができます。
上級生にとっては、下級生に格好の悪いところは見せられないと己を引き締めることができます。
学年入り混じることで普段では得られない緊張感を持って進めることができます。

学習はただ解くだけでは飽きてしまいます。
一人ただ黙々と進めていると自分の立ち位置がわからなくなってしまいます。
だからこその仲間です。
お互いに切磋琢磨して成長していく場が塾です。

今日が最終日となる「S(スーパー)T(定期試験)B(勉強)」でも最後まで頑張ってもらいたいと思います!

(土気教室副教室長 森山)