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入試分析会

本日は県内私立高校入試の入試分析会がありました。

誉田進学塾ではその年の入試問題を「出題傾向」「昨年度の振り返り」「今年度の対策」の3つに絞って分析を行います。
今年度の指導を考える上で、昨年度の指導の反省や入試問題の傾向はとても重要なものです。

たとえば、国語はどのような分析なのか?
私立高校の入試問題はそれぞれの高校が作成しています。
ですので、各高校の求める力がそれぞれの入試問題に反映されています。
たとえば、渋幕ならその場での思考力だけでなく、下地となる知識も必要。
市川なら、指示語や接続語など文脈を追ってこそ解ける問題が多いので、本文に根拠を求める力が特に重要。
他の高校もそれぞれ特色があります。
しかし、国語として必須となるのは「読解力」です。
当然のことながら、単元別の配点も読解が多くを占めます。
逆にいえば、国語において読解力があれば怖いものはありません。
さらに、国語の出題形式は主に「記述」「選択」「書き抜き」「漢字」です。
この出題形式ごとの正答率をみると、生徒たちが取りこぼしている問題がわかります。
これら、入試問題を分析することでわかることはたくさんあります。
それらを元に、さらに生徒たちの力を上げるために何ができるか?何が必要か?を考えます。

本日は県内私立の入試分析会でしたが、公立高校入試の分析会もあります。
誉田進学塾の生徒は比較的第一志望が公立高校であることが多いため、公立高校入試の分析も外すことはできません。
卒業していった生徒たちの成果がこれから受験を迎える生徒たちの糧になる。
生徒たちは卒業しても後輩たちの助けになってくれています。
それを無駄にしないよう、日々精進していきたいと思います。

(土気教室副教室長 森山)