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塾の勉強、されど…

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月曜日のsirius(難関私立中学受験コース)は、5年生、6年生とも国語と理科の授業です。

国語の授業は文章読解が中心で、通常は各授業で一つの文章を読み解きます。この時期ですと5年生でも約2,000字~3,000字、6年生はもう少し長めで、多いと4,000字を超える時もあります。これは実際の入試問題の中でも長めに相当する、なかなか本格的な文章量です。

siriusコースの生徒たちは、一週間の学習の中で、授業(2回)で二つ、家庭学習用のテキストで一つ、土曜日の週例テストで一つ、合計4つの文章を読むことになるわけですが、年間のカリキュラムでは、これをレギュラーで約40回(週)、これに春期・夏期・冬期の講習で読む分などを加えると、1年間だけでも4×40+……で大変な数になります。

これだけの数の文章に触れると、中には「続きが読みたい」「もっと知りたい」などということもあるようで、「図書館で借りました」とか「買っちゃいました!」なんていう生徒もいて、そんな時は私もつい、顔がほころんでしまいます。

塾での勉強が、新しい世界の扉を開けることになるなら、こんなに幸せなことはありません。今日の文章はどうかな… 毎回そんなことを思いながら教室へ向かう私です。

 sirius鎌取教室長 杉本