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新中1準備講座

本日から「新中1準備講座」を開講しています!

「新中1準備講座」は小6生が対象です。
中学から始まる英語と数学でスムーズにスタートダッシュを切れるように、一足早く英語と数学の基礎を学びます。

英語と数学に苦手意識を持たずに学習を進められるように、授業は楽しむこと、英語って面白いと思ってもらうことに重点を置いて進めています。

本日の土気教室では英語の1回目の授業がありました。
新入生が6名加わっての授業です。
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今日のテーマは3つ。
①アルファベット
②ローマ字
③簡単な英単語
を身につけること。

①アルファベット
いくら日本とはいえ、これまでアルファベットを見たことがないということはありません。
そのため、自分は何が書けて、何が書けないのかはっきりさせることが上達の早道です。
森山「まずはアルファベット行ってみよう。アルファベットの大文字、26文字を順番に書くべし。制限時間は1分。始め!」
生徒「わからないのがあるんですけど」
森山「書けるところまででいいよ」
生徒「あ~、Eまでしか書けない~」
森山「いいよ。全部かけたらすごいけど、これから覚えていくもんなんだから大丈夫だ。で、あと8秒だけど」
生徒「足りません!延長を!!」
森山「仕方ないな。じゃ33秒にしたる」
生徒「よ~し」
…これを小文字でも行いました。
今日、生徒にも伝えましたが、大事なのはわからなかったことをわかるようにすることです。
すでにわかっていること自体はすごいことですが、すでにわかっていなければいけないというものでもありません。
英語はまだこれからです。これから頑張っていけばいいのです。

②ローマ字
森山「歴史の時間です」
生徒「へ?」
森山「ローマ字はヘボンさんという人が作りました。だからヘボン式。では、何時代のときに作られたのか?」
生徒「明治時代」「江戸時代」
森山「いや、もっと前だな」
生徒「縄文時代」「旧石器時代」
森山「文字自体がないがな」
生徒「渡来人」
森山「渡来人は中国・朝鮮人だ。だから漢字を教えてくれただろうが」
生徒「戦国時代」「安土桃山時代」
森山「そうだ!南蛮貿易をしていただろうが」
…安土桃山時代は南蛮人(主にスペイン人やポルトガル人)が商売やキリスト教の布教活動のために、日本に渡ってきた時代です。
南蛮人たちは言葉の通じない国に来て、コミュニケーションを取るために、日本語の辞書を作ったのです。その時、日本語を自分たちの文字(アルファベット)であらわすために作った文字がローマ字です。
故に、ローマ字は南蛮人の言語に応用が利きます。
たとえば、「desk」は「デスク」と読みます。
「deデ」「sス」「kク」のように、スペルのどの部分がどの音をあらわしているかがローマ字読みするとわかるのです。
このように、ローマ字は英語学習において、なかなかに侮れない存在なのです。

③簡単な英単語
「テキストp.20の単語をすべて覚える」という宿題を出しました。
言語の基礎はある意味暗記です。
日本語でいえば、ひらがな・カタカナ・漢字…。日本語を読む・書く・聞く・話すのどれをするにも、文字を覚えていなければできません。そして、ある程度の単語や文章構造を知っていることも重要ポイントです。
それらをまとめて語彙力と言ったとき、英語はどうなのか?という問題が出てきます。
英語も言語です。語彙力に関しては日本語学習と同様です。
日本語のひらがな・カタカナ・漢字に相当するのがアルファベットです。そして、英単語。
覚えねばならないものは覚えるしかありません。
今日の授業では、単語の覚え方を伝えました。
覚えるべきことは覚える!
学問に王道はないのです!!

(土気教室副教室長 森山)