ちはら台でも、今日は小5のPUTがありました。
誉田進学塾では、解答を解答用紙だけでなく、
問題冊子にも書きこむように指導しています。
そして模試が全部終わり、解答・解説を配られたら、
すぐに自己採点が始まります。
自己採点をする目的は、いくつかあります。
いずれくる高校入試に備え、自己採点の練習をして精度をあげるため。
答案が返却されるのを1週間待つのではなく、
すぐに間違いを見つけてすぐに模試直しをスタートさせるため。
そして、手ごたえを覚えているうちに振り返るため。
生徒は模試を受けているときに、いろんなことを感じます。
「これでいいかな、多分こうかな、あまり自信ないな」
「すらすらできるけど、本当にこんなに簡単に考えていいのかな」
「全然分からない、どうしよう、どうやって解くのか見当もつかない」
その手ごたえは、1晩たつと、いや1時間たつと忘れてしまいます。
手ごたえを忘れてから得点が分かっても、
「やられた!」「くやしい!」「こっちじゃなくてそっちか!」
というような感動が薄くなってしまいます。
そうではなく、「答えは何かな、どうやって解けばよかったのかな」
という好奇心が強いうちに、すぐに自己採点をします。
そして感じた達成感、充実感、悔しさ、情けなさ、
それらはすべて今後の成長に生きてきます。
今日の小5のPUTは、算数と理科。
いろんな生徒がいました。
納得のいく点数をとれず、泣きだした子もいました。
後で採点したところ、平均点は越えていて、
泣くような点数ではありませんでした。
しかしその子にとっては不本意で情けない点数だったということです。
自己採点のあとに流したその涙は、必ずその子の栄養となります。
泣くほど悔しい思いをしたこの子には、今後さらなる成長が期待できます。
これからが楽しみです。
(小5 SA 新倉)