入塾試験の難易度
どの学年も学校での学習内容(教科書)がベースで、いわゆる難問奇問は出題しません。学校の教科書をもとにして作問しておりますので、既習範囲がしっかりと身についていれば正解にたどりつくことができます。
中学生は学校の定期テストとほぼ同程度の難易度で、通常は8割程度が入塾試験の合否ラインとなります(学年・時期や定員により異なる場合があります)。中学生になれば、範囲が決まっているテストに向けて準備する経験も積んでいますし、同じ難易度のテストなのにやるたびに点数が大きく変わるというようなこともありません。ですから、中学校の定期試験の成績がじゅうぶん目安になります。誉田進学塾の授業は、上位30%程度の学力を有する上位生に対して本質的な学力を伸ばす指導を行い、難関校合格へと導くものです。入塾試験は、その授業がミスマッチにならないかどうかをみるためのものですので、たとえば中学校で上位10%、20%といった成績をおさめている生徒ならば、入塾試験で不合格になることはめったにありませんし、上位40%くらいまでは、その日の出来次第です。ぜひ自信をもってチャレンジしてください。
※鎌取教室と土気教室は、中3夏期より最難関特別クラスを設置するため、学年が上がるにつれて入塾基準が高くなります。
小学生は、とくに低・中学年までの間は、学力テストでその子の学力を正確に判断することは難しいと感じています。小学校ではかなり基礎的なチェックをする小テストしかしませんので、長めの時間でテストを受けるという経験が少なく、その日の調子による出来不出来の幅が広いからです。また、学年が上がってから成績が伸びるような子もいます。本来は豊かな才能を有しているのに、入塾試験の段階では不合格になってしまっているというケースはかなりあります。小学生の段階では、勉強に興味が出るとスッと成績が上がるということは珍しくなく、実際、小学生の間は入塾試験で結果が出なかったのに、中1になったら楽に合格基準をクリアするという生徒はたくさんいます。もし一度不合格になってしまったとしても、ぜひ、繰り返し受験したり、学年が上がってから再挑戦したりして欲しいと思います。
誉田進学塾siriusは、誉田進学塾および誉田進学塾ism小学部とは別問題で入塾試験を行います(全国統一小学生テストは全コース共通です)。新小4の3月までは小学校の学習内容がベースの入塾試験を行い、高校受験コースと難易度の違いはほとんどありません。
新小4(小3)の2月にsiriusの授業が始まると、小学校では習わない内容を速いペースで学習していきますので、あわせて入塾試験の難易度も上がります。小4の7月以降になると、私立中学受験用の学習を積んでいなければ合格するのは難しいです。