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Coal Pot

今日はThe Coal Potというレストランでランチでした。
海に張り出したデッキで食事ができるこのお店。
魚料理が美味しく、何度か来たことがあります。

今日はエビとゴートチーズのサラダを頂きました。
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Coal Potとはセントルシアの伝統的な火鉢のこと。
クレオール祭りの時にオフィスで料理をする際も、
小さな火鉢の上に大きな鍋をのせて調理をしていました。
クレオール語ではtesonというらしい。
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でも、レストランの名前が火鉢のことだと知ったのは
つい最近なんです。1年ごしかな…
今までは音だけで聞いて意味を気にしていなかったんです。

小さい頃からよく母に言われていること
「気になったらすぐ調べなさい。」
でも、面倒くさがりな私は「はーい」と
返事をしておきながら調べるのを後回しにしていました。

今でもその癖が直っていないので、
今回のように、音は聞いたことがあるのに
その意味を知らないまま1年経ってしまいました。

もう8か月しかないここでの生活。
新たな発見を見逃さないように気を付けたいな、
と反省も込めて記事を書きました。
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川口 恵

先生に

日本語教室も大人向けに始めましたが、
昨日は学校の先生方向けのセミナーを行いました。

内容は生徒向けと同じコンポストです。
自分の学校でやってるんだよ。
コンポストってこんなに良いんだよ。
ってことを伝えたかったので、
ちょうど先生の研修にお邪魔して1時間話しました。
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生徒向けにはもう2回やっていたので、
同じ感じだろうなーっと思っていたら、違いました。

質問が来る、来る!
英語が早いし、単語もわからないしで困りましたが
他の先生が助け舟を出してくれたのでなんとか終了。

実際にコンポストを見た時も、
臭さや虫に文句を言う人は少なく感心しました。
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嬉しかったのは、以前授業をしてコンポストの管理を
お願いしていた農業科の若い先生が1週間に2回も
生徒を連れて攪拌をしていてくれたこと。
そのおかげでコンポストが高温に保たれていました。

もう一つは、2人の先生から他のプロジェクトを
是非一緒にやってほしいと持ち掛けられたこと。

まだまだ広がる人の輪に、
あと9か月でどこまでできるかワクワクしてきました。
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川口 恵

美味しいパン

セントルシアの伝統的な窯焼きパン。
以前にも紹介したことがあったと思いますが、
先日久しぶりに食べたのでまた投稿しちゃいます!

今回は生地を形にするところから見られました。

あるイベントのブースでおばちゃんが汗だくになりながら
慣れた手つきで次々にパンを作っていました。
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ドラム缶を使った窯は上にも中にも薪がくべてあり、
初めて見る光景でした。
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私は面白くてじーっと見ていたのですが、
地元の客たちは早くパンがほしくて
大声で叫ぶは、割り込みするはで大変な状況。

これに関してはもう慣れた光景だったので、
パンを焼くおばちゃんにきちんとお礼を言って、
パンを頬張りながらブースを離れたのでした。
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川口 恵

なぜここで日本語を?

「セントルシアで日本語を教えていて、
どんなことに面白いと感じますか?」

これは日本語教室の生徒からの質問です。

私は「今までとは違った角度から自分の言語を
見つめることができることが、面白いと思います。」
と答えました。
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たとえば、「う」の書き方を教えていたら、生徒が
上の点はアクセント記号ですか?と聞いてきたり。

たとえば、「X(エックス)」はどう書くのですかと聞かれ、
日本語は一つの音に一つの文字があるのだな、と知ったり。

たとえば、英語には敬語はないのに、
なぜ日本語には存在するのかな、と不思議に思ったり。
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私にとっての「普通・通常」は
ここでは「何か違う・異常」になる。

日本にいたら感じられなかったことです。

居心地に良い場所にいるのは簡単で安全です。
でも殻を破って外の世界に触れることで、
新しい発見があり、それは全て自分の糧となる。
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それなら、なぜそこにとどまっている必要があるのでしょう。

止まっていたら、知らない世界なんてありすぎて、
時間が足りなくなっちゃいますよ?

川口 恵

ドミニカ

ドミニカ復興支援はがきへのご協力、
ありがとうございました。
予想を上回るスピードで、完売したようです。

「塾の生徒さんがはがきを購入してくれました。」
という報告を企画者から聞き、とても嬉しかったです。

東北大震災の時と同じように、
ドミニカの人々も多くが島から避難しています。

早朝に川に身体を洗いに行くと
すでにそこには人がいっぱいいた。

3時間待ってようやくバスに乗って町に出たが、
スーパーの商品は全て売り切れで、
何も得られずまた3時間待って家に帰った。

食料をめぐって喧嘩になり、銃を使っていた。

ドミニカがいかに大変な状況にあるか、
色々な人、メディアから聞きます。

でも同時に、
電話回線が通ったり、銀行がOPENしたりと、
徐々に前進している様子も聞いています。

私にできるのは、微々たるものではありますが、
スーパーなどでの物資支援と、
このブログで日本へ情報を発信することです。

みなさんがこのブログを読んでくれたことに感謝します。

川口 恵

協力依頼

セントルシアに被害は出さなかったハリケーンMARIAですが、
セントルシアの二つ隣の島国、ドミニカ国には
大きな爪痕を残しました。
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実はそこには9月から新たに青年海外協力隊が一名
派遣されていました。
しかし、赴任直後にハリケーンの被害に遭い、
幸い彼女の部屋だけは無事でしたが、同じアパートの
他の部屋は屋根、壁ともに吹き飛ばされ
跡形もなくなっていたと言います。
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彼女はなんとかセントルシアに避難していますが、
飛んできた屋根の一部で腕を負傷。
そんな彼女がほんの数日で寄付を募るはがきを作製しました。

せっかくこれから活動が始まると思っていたところに襲った災害。
同僚たちを置いたまま彼女だけ避難していることに
やり場のない葛藤がある中、やれることを精一杯やっている
彼女に少しでも協力したいと思います。

是非以下のサイトからドミニカ国への支援をお願いします。
そしてこの支援サイトのことを広めて頂きたいと思います。
https://dominikakifu.handcrafted.jp/items/8410400

セントルシアでも寄付や支援物資の輸送が
あちこちで行われています。
地球の反対側の島国ではありますが、
みなさんの想いを是非届けてください。
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よろしくお願いします。

川口 恵

RはRでも…

セントルシアにはリサイクル工場はありません。
子ども達は「リサイクル」という言葉を知っていても
それが実際に行われている所を見たことがないのです。

リサイクル業者の知り合いが行っているのは、
集めたペットボトルや電気類を海外に搬送するやり方。
でもこれは自分たちのゴミを他人に押し付けているとも言えます。

そこを疑問に思っているのは私だけではありませんでした。
ある環境団体が使い終わったプラスチック製品を
回収するキャンペーンを始めました。
私もボランティアとして参加してきました。
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この団体の責任者は、自分たちで問題を解決したい
という熱い思いからこの企画を立ち上げました。

このキャンペーン、回収が目的な訳ではありません。
回収してみてどれだけ私たちがモノを捨てているのかを知り、
プラスチック製品を極力使わずに生活するにはどうしたら
良いのかを考えるきっかけにしたい、と考えています。

Recycleよりも前の段階、Reduce。
その具体的な方法は考え途中ですが、
同じ目的を持っている人と出会えたことは大きな収穫。

これから2か月近く続くこのキャンペーン。
どれだけのゴミが回収されるのか、
その結果にどれだけの人の心を動かせるのか、楽しみです。
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川口 恵

新設!

先週から新しく、日本語教室を始めました。
今回はリクエストがあった大人向け。
以前よりも遅い時間からのスタートにし、
仕事終わりの大人でも来られるようにしました。

塾でも、セントルシアに来てからの授業でも
子ども向けに授業はやってきましたが、
大人を相手にするのは初めて。

どんな人が来るか、私の英語に我慢してくれるか
心配の種は沢山ありましたが、
2週間経ちましたが、なんとかやっています!
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人数は20~25人。
全くの初心者から、以前いた日本人ボランティアの
日本語クラスに出ていたという人まで様々。
どのレベルに合わせれば、楽しく学んでもらえるのか、
まだ手探りではありますが、今週も頑張ろうと思います。

セントルシアは派遣が決まる前まで全く知りませんでしたが、
そのセントルシア人はこんなにも日本を知ろうとしてくれている
もしくは、すでにいろんなことを知っているので、
驚きと喜びでいっぱいです。
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川口 恵

無事です。

日本では台風18号が、
アメリカではハリケーン「イルマ」が
猛威を振るっているようですが、
ここ、カリブ海ではハリケーン「マリア」が頑張っています。
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ちょうど昨日セントルシアは島全体に警報が出され、
外出が禁止になりました。

ただ、マリアはセントルシアの北を通ったため、
私のいる所には大きな被害もなく豪雨だけで済みました。

二つ隣の島ドミニカは被害がすごいと聞いています。
また、これからプエルトリコやアメリカに向かうマリア。
これ以上の被害が出ないことを祈ります。

川口 恵

研修の様子

2日連続でコンポストの研修を行いました。
以前コンポストを導入した学校ですが、
上手く運用できていなかったので、
改めて趣旨を説明し、
誰が何を担当するのかを明確にするのが目的でした。

生ゴミの分別をする調理科の生徒と食堂のスタッフ、
コンポストの攪拌と観察、完成に使用する農業科の生徒
そして毎日出る生ごみをコンポストへ運ぶメンテナンススタッフ。
彼らに声を掛け、できるだけ多くの人に聞いてもらいたいと、
私の配属先である持続的開発局から直々にレターを出し、
かしこまった形で研修実施の依頼をしました。

また、ゴミ処理業者の方にお願いして、
コンポストの説明を現物を使ってしてもらいました。
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コンポストの作り方は後でいくらでも補足できる。
せっかく授業をするなら、「なぜやるのか」を理解してもらい、
生徒やスタッフのモチベーションを高めるのが重要だと思い、
実際のデータをもとに、将来のセントルシアを想像させながら
話を進めていきました。
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排出される全てのゴミ100%が埋め立てられるセントルシア。
燃焼し、残った灰だけが埋め立てられる日本の話。
ペットボトルは分解されるのに200年以上かかること。
どの話も生徒、そして先生の心をどこか刺激したようでした。
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少しずつ彼らの意識、そして行動を変えていけるかもしれない。
そう感じた2日間でした。

川口 恵