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NYで感じたこと

人種のるつぼ。
言葉では聞いたことがある人も、
それを肌で感じたことがある人は少ないのでは?
私はこのニューヨーク旅で強く感じてきました。

セントルシアは黒人の国です。
白人を見かけたとすればその大半は観光客。
残りの数パーセントはここでビジネスをしている人。
アジア人は中華料理店を営む中国人か、
ボランティアに来ている台湾人と日本人。
だから、町を歩いていて視線を感じないことはありません。
中には「チンチョン(中国人)」と馬鹿にしてくる人もいます。

でも!
ニューヨークは違いました。
道路でもメトロでも、パン屋だって、
白人、黒人、黄色人種とごちゃまぜ。
しかもそれぞれに誇りを持って、自信たっぷり歩いていました。
どんな髪型だって、服装だって、全てが自立していました。
ファイル 253-2.jpg
(タイムズ・スクエア)

みんな個性的でしたが、変な視線を向ける人はいません。
「ここに私はいて良いんだ」と感じました。

日本で外国人が歩いていたら、
きっと彼らは視線を感じるでしょう。
直接"Hello!"と声を掛けてくるでもなく、
「わあ!ブロンドの髪だ!」と日本人は話している。
でも彼らには何を言っているのかわからず、
不快に感じるかもしれません。

肌の違い、文化の違い、考え方の違い。
違って当たり前なのに、大多数の中に一人混じると
まるで「異種、もしくは悪」のように扱われてしまう。
悲しいことですが、それが事実です。

でもニューヨークはそんな事を微塵も感じませんでした。
どんな人も自然になじめる場所でした。
どの国、地域のどんな人も
差別なく過ごせる世界になってほしいと願います。
ファイル 253-1.jpg
(ナイアガラの滝にて)

川口 恵