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本日、第二回県立千葉中・東葛飾中適性検査シミュレーションテストTOP-Sおよび、県立千葉中・東葛飾中受検研究会を開催いたしました。

TOP-Sは県立千葉中と東葛飾中だけに焦点を当てた適性検査型の模擬試験です。
適性検査型の模試ですから、学力試験のように算数・国語・理科・社会と科目が分かれているものではありません。
社会科学的な問題と数理的な問題の2つに分かれるのが適性検査では一般的です。

適性検査の大きな特徴としてあるのが、「知識が薄くても解ける。ただし、全力で頭を絞らなければ解けない」という点です。
適性検査はあくまでも、その学校が求める生徒像に対して、受検生が適正であるかという点を見ます。
そのため、「この程度の学力の生徒がほしい」という視点ではなく、「このような考え方、ものの見方ができる生徒がほしい」という視点の出題になっています。

千葉県の中高一貫校の適性検査は難易度が高いと言われますが、その通りだと思います。
一言でいえば、県立千葉中・東葛飾中の適性検査は「大人視点」を求めているように思えます。
勿論、受検するのは小学校6年生ですから、その点を考慮する問い方にはなっています。
しかし、目の付け所や思考の方向性、論理性などは大人が持つレベルのものが問われています。
ですから、シミュレーションテストであるTOP-Sも県立千葉中・東葛飾中がどのような生徒像を求めているのか?から逆算し、同じレベル・同じ意図の出題にしています。

本日受検した皆さんも「難しい!!」「どうやって解けばいいの??」と思ったかもしれません。
特に検査Ⅲは作文を出題していますから、余計に「難しい」と思った受検生もいるかもしれませんね。
しかし、よく考えてみてください。
このような「難しい!!」「どうやって解けばいいの??」と思う問題を本番の入試で初めて目にしたとしたら、どうでしょうか?
今日以上に慌ててしまうのではないでしょうか。
模試はそこにこそ意義があります。
模試は良くも悪くもシミュレーションです。
「難しい!」と思っても、あきらめずにくらいついていく練習として。
「どうやって解けばいいの??」と思っても、とりあえず問題からわかる情報を整理して落ち着いて考える練習として。
そのように使っていただくのがTOP-Sです。
決してTOP-Sの結果に一喜一憂するのではなく、これから何をしていくか、どのような力が本番では問われるのかのイメージ付けとして、TOP-Sを見ていただきたいと思います。
そのような意図があるため、TOP-Sで合否判定は出していません。
TOP-Sは志望校を決めるための基準ではなく、視野や思考の幅を広げ、大きく成長するためのきっかけの一つです。

TOP-Sの成績返却は11/19(土)頃を予定しております。
ぜひ、点数だけではなく、その内容に目を向けていただきたいと思います。

(教務 森山)