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[巻頭言2021/02より] 両極端を併せ持つ

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Shingaku Express / 誉田進学塾だより 巻頭言より
(2021年2月号)

両極端を併せ持つ

 コロナ禍の第3波が見通せない(1/20現在)。残念ながら、社内でも感染者がでて入試シーズンなのにお騒がせしてしまった。すでにご連絡したとおり、社内対応基準に基づいて適切に処理したので、影響を最小限に留められたことは幸いだった。いずれにしても長期戦であろう。今後も、できうる限り感染防止に努めていく。(みなさまのご理解・ご協力に感謝します。ありがとうございました。)

 さて、入試シーズンである。中学入試と高校入試では、主な学校の入試問題を即日のうちに解いて正解速報を作成する。本人の再現解答を採点して、入試状況も加味して合否ラインを分析する。また必要なら受験校の組み合わせを修正する。さらに次の試験に向けて、個別の対策を練る。大学入試共通テストは、東進のオンライン自動採点なので少しは楽だが、とにかくスピードが勝負。塾用の汎用テキストをただ教えているだけに比べ、塾の指導力・教務力の差が大きくわかる瞬間だろう。

 今年はとにかく話題の新しい共通テスト。東進の先生方も当日SNSなどで分析途中の感想などを「呟いて」いて、同じ立場として共感が持てる。

 教える側は、二者対立の中にいる。「とにかく合格させる」ことと「本質的な学力を伸ばす」こと。入試問題を分析する中でも同じである。「これはいい問題だ」「何の力を見たいのかわからない」など問題を評価する呟きも多数でる。合格させることは当然だが、将来に向け本質的に理解させることを犠牲にしてはいけない。
このようなときに二者択一はできない。だが、その中間のバランスをとることも余りよい結果を生み出さない。「両極端」が同時に成り立つような「最適解」を探すことが、真の解決を生み出すはずだ。その信念が、指導を進化させる。

 そして、勉強には忘れてはならないさらなる重要な要素がある。知的な「面白さ」。それも同時に体験させたい。欲張りな道だが、その解答を探していく。

※この内容は2021/02塾だよりに掲載したものです。
 大学入試は、今年からセンター試験廃止で、大学入試共通テストと形が変わった。初年度で、試行テストよりほどではないが、出題傾向は、大きな変化となっている。
 数学は第二日程も含めて、研究してみたが、少々物足りない。
だが、それ自体を評価するのは私たちの仕事ではない。入試問題という環境の変化の中、塾生たちの本質的な力を伸ばすことで、その試験をどう突破していくかが問われている。
 まだまだ、進化が必要だ。
 
 頑張ります!

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